星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

アイドルタイムプリパラ 第25話「ユメユメ!タイムスリップ」

見たい夢を絵に描いて眠るとその夢が見られるという昔からあるおまじないを実行し、本当に見たい夢を見ているゆいとらぁら。その中で導かれて二人は太古のプリパラでファララと出会い、かつてのプリパラがパックというマスコットによって夢を食べられて廃れてしまった事、ゆいには非常に強い『夢を見る力』がある事を明かしました。

夢を見る事がなくなったからパパラ宿には(女の子の)プリパラが異常なほどの流行っておらず*1、ゆいの狂気を感じるほどに夢を見る事がパパラ宿にプリズムストーンが建つ要因となっていたようで、彼女の行為がパパラ宿のプリパラを救いファララを目覚めさせる事になるようです。でもやっぱり「ユメってる」状態は狂気。

*1:前期を見ればわかるとおり、プリパラは世界レベルで浸透しているので当初のパパラ宿みたいな状況の方がむしろ異常でした。

ニチアサキッズタイム

ヘボット! 第49話「さよならヘボット」

だから大事な話を今までのギャグのようなノリで話すなって!

いよいよ全ての元凶である次元ネジに突入し最終決戦です。ギャグの時は相変わらず(意図的に)崩す作画ですが、それ以外はサンライズの本気を見せつけるかのように高いクオリティを見せてくれます。見せてくれますが(一応)ラスボスのフィーネ含めてギャグで色々吹っ飛ばす!

そして何やかんやでレベルが1足りず再びリセットし、最終的には世界を救った……救ったんですよね? 「あらゆるモブキャラが実は別の周回のネジルだった」という超展開に押されてよくわからなかったんですが!

宇宙戦隊キュウレンジャー 第30話「ヨッシャ!奇跡のキュータマ」

ドン・アルマゲの攻撃で瀕死のラッキーを救うため、命を繋ぐホウオウキュータマの力を使おうとするツルギ。オライオンを始め仲間が危惧していた自己犠牲をするつもりはなく*1、大きく消耗しながらも見事に復活させました。

そして前回から示唆していたようにラッキーはオライオンの子孫であり、オリオン座と獅子座の力を受け継ぐ戦士だと判明、その力を発揮した新たな姿『シシレッドオリオン』となりドン・アルマゲを倒しました。真っ白なのにレッドとはこれ如何に。

過去で倒した事で未来も変わった……かと思いきや、全く状況は変わらず。ドン・アルマゲも健在でナーガも敵に回ったまま。ジャークマターの謎は未だに解明されません。

しかし劇中の描写から過去が変われば未来も変わるというのがこの世界の法則のようです*2が、オライオンが紡ぐはずだった伝説を過去に残ったショウ・ロンポーとチャンプが紡ぐ形になっても変わらないというのは気になりますね。

仮面ライダービルド 第3話「正義のボーダーライン」

自身の記憶の謎を明かす事よりもライダーとして人々を救う事を優先する戦兎に苛立つ龍我。しかし何故自分の事より他人を優先するのかはどんなヒーローにも言えますが、今回の描写から特に「情けは人のためならず」という心情がうかがえました。なら何故エグゼイドの成分を採取しに来た時に通り魔的な行動を取ったのか。

その一方でラストに現れたコブラの力を使う謎の戦士など、3話ながら濃い展開が続きます。

キラキラ☆プリキュアアラモード 第32話「キラッと輝け6つの個性!キラキラルクリーマー!」

突如過去に飛ばされたプリキュア達は過去のプリキュアであるリュミエールと出会い、一方でビブリーは自身を孤独にさせたのがノワールと知りプリキュアに助けを求めてきました。

過去のプリキュアと出会った事で新たな力を……と言いたい所ですが、正確にはキラプリの事情(クリスタルの変化について)を知らない彼女がその意味を理解して未来を託したというのが正しいですね。その力でプリキュアはイルと無理やり融合させられたビブリーを救い出しました。ついでに血色も良くなった。

ビブリーはジュリオと同様心の闇につけ込まれたと思っていましたが、ビブリーの場合はその心の闇をノワールが作り出していた(つまりマッチポンプ)とは。当初の不気味さから悪辣さがどんどん増してきています。

*1:かつてラッキーが「昔と今の救世主が手を合わせて伝説を作る」と鼓舞したため、その言葉を実現するには自分の命を捨ててはいけないという考えを持っている。

*2:タイムトラベルものには幾つかパターンがあり、主に「過去を変えれば未来も変わる(時間軸は常に一つ)」「過去を変えても未来が分岐するだけ(無数の時間軸がある)」「過去を変えたつもりでもそれすら歴史に織り込まれている(時間軸は常に一つかつ不変)」がある。

ウルトラマンジード 第11話「ジードアイデンティティー」

掃除機を買いに行ったらPS4を買ってしまい、返品を促された直後のCMが『巨影都市』(PS4のゲーム)なのはさすがに笑います。

ストルム星人と判明した伏井出の口からリク(ジード)が地球に送り込まれた理由が明かされ、タイトル通り自身のアイデンティティーが揺らぐリク。表面上こそ今までと同様に気丈でいるものの、動揺はそのまま力の差となってキングジョーゼットンの力を持つベリアル融合獣『ペダニウムゼットン』に敗北しました。

絶望感というよりは困惑感の方が大きい今回でした。伏井出の方もベリアルの居場所を探られたり全てのウルトラカプセルの解放及び強奪が未達成だったりでベリアルに見限られてますし、どちらの陣営もどうなるのか。

なんて思っていたら、ジードの新フォームがウルトラの父の力を使うだと!?

ウルトラ怪獣DX ベリアル融合獣ペダニウムゼットン

ウルトラ怪獣DX ベリアル融合獣ペダニウムゼットン

アクションヒロイン チアフルーツ 第10話「さよなら絶望戦士」

絶望した!

今回はかつてパクった参考にした存在である憧れのカミダイオー(の中の人)が番組の企画という事でチアフルーツの所へ訪れました……が、それが悪い方に向かってしまい「カミダイオーには勝てない」という意識が付いてしまって次のショーで失敗してしまいます。

キラプリでもありましたが、同じ舞台に立つなら例え憧れの存在でも勝つ意気込みが必要なんですよね。いや本当に耳が痛い。

落ち込む彼女達を元気づけたのは、地元の人々の応援でした。陽菜野市のヒーローはあくまでヒナネクターであり、カミダイオーではない。そんな当たり前の事を思い出した彼女達は新グッズのために作られた新たな衣装を纏って頑張ります。……うん、グッズも大事だよね!

魔法陣グルグル 第10話「攻略!きりなしの塔!」

きりなしの塔の攻略の続きです。

次のフロアではカヤが待ち受けており、ククリに魔法勝負を挑みます。前回こそコーダイ国を手中に収めるためになりふり構わず襲ってきたカヤでしたが、今回は魔法使いとしてのプライドもあってククリと真っ向から魔法対決をします。ただそのためにククリが別の理由で崖から落ちた時には助け、勝負が付いたとなると撤退するなど、いい人な面が目立ちました。敵キャラでも主要なキャラクターはどことなく憎めない面があるから魅力的ですね。顔は怖いけど。

最上階ではボスであるサタナチアとの対決ですが、ここでまさかのアッチ村村長の像が転送されて危機を脱した上に魔神サイレン召喚の役に立つというまさかの活躍を見せました。画的には最悪。

このギャグとシリアス……シリアス?が混ざり合った独特の雰囲気が本当に楽しい。次からはいよいよ新大陸で、もう少し先にはあのイベントが待っているので今からワクワクします。