ハイスコアガール 第1話
ビッグガンガンで連載中の人気漫画がようやくのアニメ化です。原作同様に許諾を取って実在のゲームを採り上げており、初回はあの格ゲーの開拓者であるストIIが出てきています。その上今日発表された*130thアニバーサリーコレクションの宣伝付き。しかも音楽はそのストIIなどを手がけたあの下村陽子さんという豪華スタッフ!
……しかし、いくら小学生とはいえ主人公は待ちガイルや投げハメを使うセコさを見せ、ヒロインは(前述の手で負けたとはいえ)台バンをしたり、協力プレイなはずのファイナルファイトで散々暴力を振るったりというマナーの悪さが気になりました。いやこれがこの作者の作風なのかも知れませんけど。ヒロインの造形は凄く自分好みなんだけどなぁ、暴力が過ぎるのはどうにも。
*1:厳密には既に海外では発売されているものの、日本向けに国内発売タイトル未収録という点でファンから不満が噴出したため、発売を延期していた。
BanG Dream! ガルパ☆ピコ 第2話「くらトーーク」
ライブのお客がヘリに減ってて悩むポピパが、どうすれば盛り上げられるかを話し合います……が、どの提案も明らかにツッコミ所しかねえ! 正統なガールズバンドであるポピパなのだから、空中飛行も歯ギターも火吹きも必要無いでしょ!某スクールアイドルも一回イメージぶち壊す格好をした事あるけどさ、しかも本編で。
中間管理録トネガワ 第2話「忖度」
前回の出来事を反省し、利根川は黒服全員の名前と顔を覚え、アイデアを引き出そうとします。空気を読んで敢えていろんなネタを否定せずキャッチアップ*1、更にジョークも飛ばしていいムードを作った……のに、会長が様子を見に来たせいで一気にぶち壊し。
利根川自身はかなり優秀ですが、やはり中間管理職という立場のせいで圧倒的おじいちゃん会長のご機嫌伺いに走ってしまうとボドボドです。しかし普通の企業ならともかく、ブラックな帝愛だとそれもやむなし。本編でも機嫌を損ねれば精神的身体的苦痛を伴う懲罰が与えられてますから。
こういう話を見ていると、やはりトップが優秀でなければ部下が優秀でもガタガタになると感じますね。でもやり方はともかく帝愛をここまで巨大に成長させた手腕やギャンブルの腕自体はガチなのよな、会長。
*1:アイデアの質を問わず量を出させ、結論づけずに発展させていく、いわゆる『ブレインストーミング』の手法。
兄に付ける薬はない!2 第1話「軍事的訓練」
あの中国初の漫画が2度目のアニメ化です。1期では主題歌は日本のアーティストが担当していました(中国での放送時にはインスト版が流れた様子)が、2期では中国のアーティストが担当、日本でも特にカバーおよび翻訳したりはせずそのまま使用されています。
今回は学校のカリキュラムの一環で軍隊の訓練を受けている様が描かれました。パワーにかけては全キャラ随一な妹が活躍し、兄の立つ瀬が無い状況。しかし布団畳みにかけては自分の方が上だと誇るも……うん、いつも通りのオチですね!人間ってあんな綺麗に折りたためるんだ……。
けいおん!Shuffle
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2018/07/09
- メディア: 雑誌
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今から9年ほど前にアニメ化して人気を博した『けいおん!』のまさかの新作です。collegeとhighschoolは短い後日談だった。
主人公が桜ヶ丘高校(前作の舞台)について言及しており、世界観は一応共有しているようです*1。ただし舞台は別の高校、しかも軽音部が存在せず代わりに消滅寸前の軽音同好会があるという所からのスタートになっています。
今作の主人公は桜ヶ丘高校の学園祭で放課後ティータイムの演奏を見ていた様で、中でもドラムを志望しています。ただ完全に勢い任せなタイプでドラムは素人*2、「ドラムをやりたい」という一心だけで軽音同好会に入る事を決めましたが、果たしてどうなる事やら。
前作も軽音部が存在しない所から始まってましたが、その辺をどう差別化していくかが気になります。1話時点でのメンバーはドラム志望の主人公『佐久間紫』、友人の清水楓(志望楽器は不明)、巻き込まれたクラスメートの『澤部真帆』、唯一の軽音同好会メンバーで先輩の『佐藤莉子』の4人……って、主人公以外どの楽器をやるかもわからない状況ですか。先輩の莉子が元々何をやっていたかも言及なしでしたし、先行きが全然わかりませんね。