星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

BanG Dream! 2nd Season 第1話「Happy Party!」

スマホゲームもバンドも好調なバンドリのアニメ第2期です。ストーリーは1期(とおそらくゲームも)を踏まえてはいますが制作会社も表現も変わっており*1、また1期はPoppin'Partyがストーリーのほぼ全てを占めていましたが2期では残りのバンド4組と新バンド1組*2が本格的に登場します。

今回は第1話という事で、リニューアルオープンしたライブハウスのゲストという形で5組のバンドの顔見せでした。演奏のわずかな幕間で各キャラの立ち位置や関係も軽く見せており、物語が大きく動き出すのは次回以降ですね。

次回は早速Roseliaの主催ライブ! バンドリではRoselia推しなので楽しみです。燐子の声優が変わっていたのを忘れててちょっと混乱していたのは内緒だ。

*1:2期はバンドリの各3DCGを担当しているサンジゲンが制作となっています。代表作は『蒼き鋼のアルペジオ』等。

*2:当初は『THE THIRD(仮)』という名称、現在は『RAISE A SUILEN』として活動。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第45話「みんなでHUGっと!メリークリスマス☆」

今年のクリスマスは中止になりました。前回はぐたんがまたしても召喚したサンタは風邪にかかっており、このままではクリスマスが中止になるかもしれない危機。サンタのため、クリスマスのためにはな達や呼ばれてないのに現れたラウムがお手伝いします。

という事で恒例のクリスマス回ですが、同時にジェロスとの最終決戦でもありました。人間ならほとんどの人が感じるであろう歳を取る事への恐怖を抱えていたジェロスですが、一足先に浄化されていたタクミとジンジンのジェロスを慕う心がそんな彼女の心を優しく溶かしました。歳を取る事は絶対に避けられないけど、それでも仲間がいれば恐れを抱く事もなく生きていけるはず。というかジェロスが半ば二人を見限った形だったのに、それでもジェロスを慕う心を失わなかった二人がいい人過ぎる。

そしてルールーがトラウムの気持ちにちょっとだけ応え、「お父さん」と一度だけ読んであげました。トラウムもこれで満足……いや、次は継続して呼んでもらう事ですね。

仮面ライダージオウ 第16話「フォーエバー・キング2018」

自分がオーマジオウである事を突きつけられたソウゴは、ベルトを捨てる決意をしてゲイツに破壊してもらいました。これでオーマジオウが支配する未来には繋がらなくなりましたが……。

ライダーにならなくなったら番組も成立しなくなるので皆を救う最高最善の魔王になる事を捨てきれず、結局ソウゴはジオウとして復活します。オーマジオウも含めそれぞれの思惑通りに動いているようですが、それでもソウゴは最高最善の魔王になる事が出来るのでしょうか。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第45話「クリスマスを楽しみに」

前回までの事があっていつも以上にシリアスな状況の国際警察。そんな雰囲気を打破するために咲也は以前の事件で知り合いになった幼稚園のクリスマスパーティーで盛り上げようとしますが、そこに何故か「クリスマスにはチキンではなくシャケを食え」と主張するギャングラーが現れます。レオタードといいキツツキとうい、また大和屋暁か!

何で異世界出身のギャングラーが「日本人ならシャケを食え」と主張するのかとか、チキンを売る店を襲っては品物を異様に安いシャケにするよう脅迫する様とか、今回もツッコミ所しかありません。ついでにクリスマスを意味する名を持つノエルが自己主張と共に一日に二回もフランスへで向かう羽目に。というか、このギャングラーは実はボーゾックじゃないでしょうね?*1

さてそんな楽しいシャケクリスマスムードの裏で、ついに圭一郎が行方不明者の中に魁利の兄がいる事を知り、魁利とギャングラーに接点がある=魁利が快盗である事を悟ってしまいました。果たしてどうなるのか……と思っていたら、次回もまたぶっ飛んだ話かい!

*1:今回の脚本を担当した大和屋暁さんは、カーレンジャーのメインライターである浦沢義雄さんの弟子。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第44話「夢と決断の旅へ!さあやの大冒険!」

さあやのドラマ撮影現場で、突如映画の世界のような空間に入り込んでしまったはな達。どうやらクライアス社の仕業らしく、物語の撮影を最後まで終えれば出られるのでは無いかと考えて撮影を行います。

という事でメインはさあやの夢の話なのですが、何故かえみるとルールーはまほプリのセリフを二つの意味でアドリブ?として口にしていました。えみるはともかく、普段は冷静なルールーまでもがネタに走ってるのには笑ってしまいました。いや食べ物の話題になると暴走していた面があったけれども。

さてさあやですが、前々からしっかりと話を積み上げていましたように最終的に女優では無く産婦人科の医者になる事に決めました。思えば変身すると「天使」を意味するキュアアンジュになるのも伏線だったのかもしれませんね。劇中で「人生は必ず後悔する。だからこそその時々の自分の気持ちに正直になる」と言われ、今の自分に素直になったさあやは、きっと夢をつかみ取れるでしょう。

仮面ライダージオウ 第15話「バック・トゥ・2068」

ソウゴが王様になると強く決意したきっかけとなった夢と同じ、ダイマジーンが街を破壊する様を目にし、更に未来からオーマジオウの家来であるカシーンが現れてゲイツを襲撃、その上乱入してきたディケイドによってソウゴは2068年へと飛ばされます。

今回はオーマジオウに迫る話でした。今まで不確定だった『ソウゴ=オーマジオウ』でした*1が、今回の状況証拠からほぼ確定的になりました。今のままでは自分がオーマジオウになる事が突きつけられたソウゴですが、果たしてソウゴはどうするのでしょうか。ゲイツやオーマジオウから言われた通り、ベルトを捨てればオーマジオウとなる未来には繋がらなくなりますが、ソウゴが目指す王様へと繋がるベルトを捨てる事が出来るのか。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第44話「見つけた真実」

ギャングラーのスパイと疑われたノエルは魁利達に自分の事やルパンコレクションの事を全て明かしました。

彼は「人間ではない」と言われていましたが、それは『ギャングラーと同じ世界の住人の末裔』という意味だったようです。見た目こそこちらの世界の人間と同じですが、あくまで姿が同じだけであるという事ですね。そんな彼の過去はコグレの方から明かされましたが、明言こそされていませんがノエルの大切な人はルパン本人でほぼ確定でしょう。ルパンを襲ったギャングラーを倒し、ルパンを復活させるためにノエルは戦っているわけですね。彼はやはりイメージカラーと同様高貴な存在でした。

その一方で、悟の姿でパトレンジャーを欺いていたのがギャングラーと判明、更に今回も含め今までギャングラーが使っていた『化けの皮』が人間から作られている事が明かされました。悟も含め、今までギャングラーが変装していた人間は死んでいる事になりますが、その化けの皮を提供していたのはザミーゴです。という事は、ザミーゴはあの転送能力で人間を収集していたのは化けの皮を作るためだった可能性があるわけで……。これまでの話でも子供番組らしからぬえげつなさを見せていたギャングラーですが、改めてそれを強調されましたね。

*1:ソウゴを名乗る別人がオーマジオウとなった可能性も十分に考えられたため。今回ソウゴとオーマジオウが対峙し、その場にいたのがソウゴとオーマジオウとツクヨミだけであり、その内容をオーマジオウも知っていた事から、オーマジオウはソウゴもしくはツクヨミで無ければあり得ない。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第43話「輝く星の恋心。ほまれのスタート。」

以前から進んでいたほまれのハリーへの想いの話です。

プリキュアでは色々あって恋愛描写が取り入れられる事は少ない*1ですし、それが失恋描写となるとほとんど無いのですが、今作ではそれを真正面から描いていました。失恋は悲しいというだけでなく、例え結果が見えていても勇気を持って行動した事やその時々の想いは無駄ではない、と前向きにとらえていたのは、劇中でもしっかりと明言していましたが今作のテーマ故でしょうね。色々な意味で自分とは縁遠い。

仮面ライダージオウ 第14話「GO!GO!ゴースト2015」

アナザーゴーストとの戦いの影響で魂が分離してしまったソウゴ。一方のゲイツは事態の解決のために2015年へと向かいますが、そこにディケイドも現れます。

前回に引き続きゴーストのライダーだけでなくディケイドも活躍しますが、今回は本編や客演では見せなかった、平成2期のライダーへの変身(今回は話に合わせてゴースト)も見せました。またさりげなく2015年に移動するのにあのオーロラを呼び出して利用していて、自在に世界を移動できるようになってたような描写もありました。並行世界だけじゃなくて時間移動さえも可能とは、おのれディケイド!

さてアナザーゴーストは原点と同じように死んだ人が変身していましたが、タケルやソウゴの尽力で生きたままアナザーゴーストへと変身させられた形へと過去改変が起きました。なるほど、倒してしまえば死んでしまうのをどうするのかと思いましたが、こういう形で生存させる事で安心して倒せるという事だったのですね。

更に今回はディケイドの置き土産であるディケイドウォッチを使い、ガンバライダーディケイドアーマーへと変身! ディケイドの力が加わった事で他ライダーの強化形態の力も使用できるようになりました。しかし渡したディケイド曰く「相手に歯ごたえがないと」との事ですが、果たしてディケイドの意図は何なのでしょうか。とりあえずタイムジャッカーに協力すると見せかけて『本来の歴史』を歩ませようとするウォズとも異なる意図を持っていそうですが。ジオウの世界も破壊されてしまうのか。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第43話「帰ってきた男」

本来のパトレン2号こと東雲悟が日本に帰還、ノエルの怪しい行動に目をつけていたようですが……?

ノエルの秘密に迫る話です。確かに今まで怪しい行動をしていたノエルですが、今回も全然語らずに何故かギャングラーと接触した上に圭一郎達から逃亡と、疑惑を余計に色濃くする行動に出ます。それに直接関係は無いけど、ノエルを演じる元木聖也さんの特技であるパルクールを活かしたアクションがカッコいい。更にゴーシュの口からノエルには半分人間ではない血が流れており、人間とは異なるという衝撃の事実が明かされました。

果たしてノエルは本当にギャングラーのスパイなのか、ノエルは一体何者なのか、それらが明かされるのは次回。

*1:目立っていたのは「中学生らしさ」を盛り込んだ初代や、少女漫画的要素を取り入れたプリキュア5、テーマの一つにしていたハピプリくらい。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第42話「エールの交換!これが私の応援だ!!」

オープニングが更にマイナーチェンジし、嫌な予感が的中した内容に……と思われた。

前々から張られていたアンリの伏線が回収されてしまいました。しかもその引き金になったのは、抱えていた足の痛みではなく不運な交通事故というあまりにも予想外の事態。

それに絶望してしまい、リストルによって猛オシマイダーの素体にされてしまいました……が、キュアエールや仲間達の応援によって「本当になりたい自分」を思い出し、何とプリキュア『キュアアンフィニ』へと変身しました。ついに誕生してしまった男性プリキュア*1さすがに今回きりの存在でしたしもしかしたら自称でしかないのかもしれませんが、それでもプリキュアの証である『キュア○○』を名乗ったのは性差をも乗り越える記念すべき標であったと思います。

それにしても、プレジデント・クライは『悪』としては非常に後ろ向きですね。「絶望を迎えるくらいなら、未来が来ない、永遠に時の止まった世界にする」というのが彼の行動動機ですが、近年の大人故の思考とも感じます。

仮面ライダージオウ 第13話「ゴーストハンター2018」

まさに幽霊のように現れたアナザーゴースト。たまたまその現場に居合わせた(本来のゴーストの変身者である)タケルが目にしたのは、アナザーゴーストだけでなく別の仮面ライダー。それはウォズがタイムジャッカーと手を組むために用意した『世界の破壊者』でした。

という事で、ゴースト編かつジオウと同じアニバーサリーライダーであるディケイド登場編です。ディケイドこと士はマイペースな所や「大体わかった」「通りすがりの仮面ライダーだ」というセリフ、そして別のライダー(今回はアギトと響鬼)の姿で戦う様など、相変わらずの様子を見せます。もっとも、ディケイド本編終了後も度々客演していますし、そのいずれも変わらぬ姿を見せてましたが。更に彼はディケイドのライダーウォッチを手にしていましたが、その意味は一体何なのかと言いたいけど、相変わらずCMでネタバレしてくる財団Bであった。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第42話「決戦の時」

前回敗れたデストラがゴーシュの手を借りて逆襲、ルパンエックスおよびルパンレッドからコレクションを奪いました。更にゴーシュの持つコレクションによって『何か』を見られたノエルは酷く焦りだしました。

そしてデストラとの決戦のために、今度は(互いが互いを利用する形ではあるものの)いがみ合う事なくルパンレンジャーとパトレンジャーが手を組みました。全面的な協力とは言えませんが、それでも今までの積み重ねがあったからこその熱い展開! それによってついにデストラを見事撃破しました。

一足早いクリスマス決戦とも言える展開でしたが、それも他の伏線を回収するためなのでしょう。次回はスピンオフで登場していたもう一人のパトレン2号が帰還、ノエルの秘密に迫るようです。これまで何かを隠し続けてきたノエルですが、それがついに明かされるのでしょうか。

*1:厳密に言えば、『ドキドキ!プリキュア』にて科学の力によって作られたアイテムで変身した『キュアセバスチャン』や、『キラキラ☆プリキュアアラモード』でプリキュアと同質の力を持ったジュリオがいます。