星と猫の数学

ローグライクとストラテジーとマイナー志向で黒猫なでなでしたい

スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号

本日公開のスーパーヒーロー大戦GPを見てきました。以下ネタバレ有りの感想です。

良くも悪くもこれまで通りのお祭り映画で、ライダー同士の戦いも健在です。

歴史が歪められショッカーが支配する世界で、謎の仮面ライダー仮面ライダー3号』が重要なキーパーソンになっています。1号と2号を殺したかと思えば、何故かドライブと行動を共にしてショッカーと戦うという非常にミステリアスな男です。いつも通り裏切り者としてのゲストキャラかと思いきや、ドライブとのレースを通じて彼自身も1号と2号を殺した事に疑問を抱いていた事が判明し、最終的にはライダー達と共闘しました。静かなる熱い男としてカッコいい男です。演じた及川光博さんもまた素晴らしい。

今回は『スーパーヒーロー大戦』と名が付いていますが、スーパー戦隊は前作の仮面ライダー大戦と同じくゲスト扱いで、ラストの巨大戦にのみ参加です。まあ、まだ開始から1ヶ月ですし、深く描くには時間が足りないですね。

問題点

さて、これで終われば良かったのですが、残念ながらラストに大きな問題点が出てきました。

それは『仮面ライダーマッハ=詩島剛』が終盤にショッカーの猛攻を受けて死んでしまい、歴史が元に戻ってもそれが修正されなかった事です。

これはオリジナルビデオ『仮面ライダー4号』に繋がる展開なのですが、逆に言えばこの映画だけで話が終わらないのです。ドラマでよく「続きは映画で!」とする手法がありますが、それを映画→オリジナルビデオという形で作ってしまったという事ですね。

しかも映画館で配布されたDVDは本当に『第1話』でしかなく、導入しか描かれていません。配信形態も『dビデオ』の独占配信のため、見るにはおそらくdビデオへの加入(有料)が必要です。

このラストおよび4号への展開だけが本当に看過できません。話は一つの媒体で完結させるべきだと自分は考えているので、映画で話を終わらせなかった姿勢は否定します。

とはいえ、映画自体は本当にお祭り映画としてよくできていますし、3号のキャラクターも良いものです。ラストだけが悪いのであって。