星と猫の数学

ローグライクとストラテジーとマイナー志向で黒猫なでなでしたい

KING OF Prism by Pretty Rhythm

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アニメ『プリティーリズム・ レインボーライブ』のスピンオフ作品です。プリリズとしては初のオリジナルストーリー映画ですが、それがまさかスピンオフ、しかも主役は男(というか登場人物もほとんどが男)という異色の作品になるとは思ってもいませんでした。

今回それを見に行ったのですが、とにかく最初から最後まで、予想の斜め上をプリズムジャンプしていったとても濃い作品でした。(以下ネタバレ)

何よりまず最初に驚いたのが、全編を通して「男が男にときめく描写」が圧倒的に多かった事。プリリズRLでもヒロ様こと『速水ヒロ』が『美浜コウジ』に執着する様が「ヤンホモ」と称されていましたが、今作では示唆する所はド直球です。ヒロ様・コウジ・カズキの三人のユニット『Over the Rainbow』のプリズムショーを見に来た主人公『一条シン』がその圧倒的なパフォーマンスにときめき、エーデルローズに入寮した時も女形や男の娘な同僚にドギマギしたりと、とにかくときめきメモリアル!(違

そしてRLの時も散々悪行をこなしてきた法月仁は再び力を付けたせいで更に悪化。もはや面白パフォーマンスレベルで悪役の王道を全速力で突っ走っていました。何だコイツは!

その一方で、RLから数年後の話なのでRLの主人公達のその後がチラッと描写されていました。それを見られただけでも安心……ですが、コウジの彼女である『涼野いと』はコウジがラストでハリウッドに行ってしまったため、描写が無いのに不憫な状態に……。コウジ、絶対に戻ってきて欲しいです。

更に個人的にワクワクしたのは、カズキとアレクの対決シーン。そこではカズキ役の増田俊樹さんとアレク役の武内駿輔君のデュオで『EZ DO DANCE』がBGMとして流れていたのですが、武内君の美声が脳天直撃。「耳が孕む」とはこういう事かと実感させられました。やっぱ武内君の声は人をキュン死にさせられるわ……。

とにかく70分が濃かったのですが、これでもまだ物語としては始まりに過ぎませんでした。コウジのハリウッド行きに始まるオバレの解散危機や、シンが出会ったルヰが敵対する展開、プリズムキングへの戦い等、全てが次作以降に持ち越されていきました。いや本当にこれ続きが気になって仕方ない! そしてこんな怒濤の展開こそやはりプリリズという証!

兎にも角にも実に濃くて凄かった一作でした。スピンオフですしRLのキャラクターが出てきてはいるものの、ストーリーとしては独立しているのでRLやシリーズ未見でも楽しめると思います。間違いなくオススメ。