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星と猫の数学

ローグライクとストラテジーとマイナー志向で黒猫なでなでしたい

映画プリキュアドリームスターズ!

アニメ・特撮

www.precure-dreamstars.com

今作からプリキュアは全員集合のオールスターズではなく、近年3作品が集合するドリームスターズとなりました。またこれまではクライマックスのシーンなど一部に留まっていた3Dを大々的に利用し、これまで以上のダイナミックなアクションが見所です。

(以下ネタバレ有り)

今作のゲストキャラである『サクラ』の住む世界を守るために3組のプリキュアが集まるといった内容ですが、作品数が少なくなったとは言え全員にスポットが当たるわけではなく、サクラを中心にいちか(キュアホイップ)がプリキュアの代表みたいな立場で奮闘する形になっていました。なのでオールスターズ的なお祭り感を期待すると少し拍子抜けするかも?

ただしその分、Goプリとまほプリのサブキャラも少しだけですが顔見せして喋るという、今までに無かったシーンも見られました。特に『ノーブル学園の優雅な雰囲気に即座に対応するゆかり』『プリアラのあきらに壁ドンされるGoプリのゆい』というシーンは今作ならでは。

各作品間の繋がりはオールスターズ同様、現行作品(今回は『キラキラ☆プリキュアアラモード』)以外は既に顔見知りという設定。また『魔法つかいプリキュア!』最終回の設定は無視されてまほプリとプリアラ(キュアホイップ)は完全に初対面になっています(ついでに年齢も同い年)。しかし前述のようにあまりスポットが当たらないので、交流シーンはあれどもう少し密な交流がほしかったと思いました。

2Dと3Dの使い分けは『世界そのものを移動することで切り替わる』という風になっており、その上劇中キャラはそれを『姿が変わった』という形で認識しているという若干メタい演出があります。パワーアップするといった事はありませんが、3Dの時にはサクラの姿が変化したり各プリキュアの意匠に桜のマークのポイントが入ったりといった事があります。これも今作ならではですね。

そしてプリキュアと言えば戦闘シーンも見所ですが、2Dでの戦闘も十分な迫力がありますが、3Dでの戦闘はカメラアングルもかなり自由に動かせるので本当にド派手。オールスターズでは大人数でのアクションが見所でしたが、ドリームスターズでは人数が減った分それぞれの動きが多く大きくなっていた印象です。

ところで、最終決戦の直前に飛びかかろうとした今作の敵『烏天狗』が、キュアホイップの「作戦タイム!!」に呆気にとられて本当に作戦タイムを与えていたのには笑いました。しかもそれによって練られた作戦で本当に負けてしまう上に「作戦タイムを与えなければよかったー!?」と断末魔を上げていましたし。舐めプだったわけでもないのにそんな事してしまうから……。

兎にも角にもオールスターズとは異なったプリキュアのお祭り映画。面白かったことは面白かったですが色々気になる点もあったので、この路線で続けていくのか、来年はまた違ったものにするのか、気になる所です。

余談ですが、烏天狗の声が南海キャンディーズ山里亮太さんでしたが、1年前にニンニンジャーVSトッキュウジャーで闇博士マーブロを演じていたのでこれでニチアサ映画作品2作に悪役として出演したことになります。しかもどちらもコミカルな言動もあれど中身はゲスく、コレクター気質な所があるという共通点があります。演技力は十分ですし、この調子で仮面ライダーの映画にも出演して制覇してもらいたいですね!