星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

キラキラ☆プリキュアアラモード 第49話「大好きの先へ!ホイップ・ステップ・ジャーンプ!」

前回から1年が経過し、それぞれがそれぞれの道を歩み出しているようです。その中でいちかはエリシオの言葉を元に自分の『やりたい事』を考えていたみたいですが、それがようやく見つかった様子。しかしそれはいちご坂から離れる=ペコリン達と離れ離れになるという事を意味しており、まだペコリンの事が心配ないちかはその夢への一歩を踏み出せずにいました。

そんな中、長老の身体側が闇の力を得て暴走する事件が発生。まさか長老の幽霊状態の設定がエリシオ・ノワールと同等とは。その中でペコリンは自分達の力でもやっていけるという事を見せていました。その姿を見てようやくいちかは夢へと踏み出す事を決意、これで全員が自分のやりたい事のために進み出しました。

それぞれがそれぞれの道を歩むために、成長のためにスイーツ作りという点で集まった。それがこの物語だったと言えますね。これまでの作品以上にバラバラで個性が強かったメンバーですが、それによってスイーツという共通点を持ちながらもバラエティ豊かな話を展開していました。

仮面ライダービルド 第20話「悪魔のトリガー」

ボトルの隠し場所が北都に筒抜け状態であり、幻徳はそれを利用してグリス達を釘付けにして北都へと攻め入る作戦を実行しようとします。しかしそれは今まで防衛に回っていたのを侵攻に転換するという事で、戦争としては大きな『非』を伴う事になります。ライダーでこんな戦争論を展開されるなんて想像出来なかった。

さすがにそれは看過出来ず、美空の力で復活した父親によってついに追放を言い渡されました。幻徳は戦兎と再度対決しますが、スパークリングに負けてから強化は一際されていないのでビルドに敵うはずもなく、捨て台詞を吐いてどこかへと去っていきました。……再登場してもかませ犬としてしか活躍出来なさそうですが、果たして彼の行く末はどうなるか。

その一方でマスターから新たなアイテムを受け取った戦兎は、デメリットを彼から聞きつつも戦争を止めるため、龍我の半ば暴走状態にある思考を止めるためにもついに使用、『ハザードフォーム』となりました。驚きの黒さ!

ライダーである三人(とその仲間達)は戦争を終わらせるために戦ってはいるものの、それぞれが心身を犠牲にしてでも強化して戦っていて、結局は戦争を悪化させているように見えます。確かに力が無ければ敵の思うままに蹂躙されてしまうので対抗するための力を持つ事は間違っていません*1が、だからといってその力を互いに増強させていったら、それこそ終わりの無い争いが続くだけです。というか自分が求めるのはヒーロー性であって争いの悲劇ではないんですが……。開始時の設定からこれに気付くべきだった。

宇宙戦隊キュウレンジャー 第47話「救世主たちの約束」

ツルギに乗り移ったドン・アルマゲが地球や生命からプラネジュームを吸い上げて不死身になろうとしており、キュウレンジャーはそれを阻止するために最終決戦へと向かいます。ラッキーが全員に戦う意志を問いかけますが、当然ながら誰もが離脱せずにいました。

しかしその戦いはあまりにも激しく、次々と仲間達が倒れていきます。絶体絶命の窮地に立たされるラッキーですが、ここでラッキーがキュータマをドン・アルマゲに埋め込みました。実は全て作戦であり、ドン・アルマゲの中に12個のキュータマを結集させて仲間達が内側からドン・アルマゲを攻撃、ツルギやショウ・ロンポーを救い出しました。仲間を信じていたから、強靱な信念があったからこそ、この作戦を実行し成功させる事が出来たわけですね。

*1:日本が『軍隊』ではない力である『自衛隊』を持つのも、敗戦後の諸々以外にも専守防衛に限りながらも対抗出来る力が必要なため(と個人的に解釈)。