星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

アイドルタイムプリパラ 第47話「パックでパニック!大暴れ!」

時計塔を食べて巨大化したパックが暴走し、再びファララとガァララがライブを行う事で止まりはしたものの、パックの望みは「ガァララと二人『だけ』で一緒にいる」事。ゆい達の説得も聞かないどころか、ゆいのあまりにも多すぎる夢を食べきれなかったトラウマも相まって結局再び暴走、更に元凶と見なしたゆいを食べようとしてそれをかばったらぁらを食べてしまいます。

パックがあまりにも身勝手すぎてゆいどころかガァララの夢にすら反し、らぁらの歌に込めた必死の想いと反発しあった結果、らぁらごと氷漬け状態になってしまう事態に。これまでのプリパラのラスボスでもここまで身勝手なキャラはいなかった*1ので、現実であればまず放置されたり徹底的に嫌われたりするタイプです。しかしゆいやらぁら達は「みんなが幸せになれる」「みんな友達、みんなアイドル」という信条(夢)を持つためにそんな身勝手すら受け入れようとする。だからこそ平和的にいろんな人達を救ってきたと言えるでしょう。ある意味女児向け作品としては最も理想の形を体現しています。

そんならぁらが、奇しくも1期のファルル同様眠りに就いてしまい、次回は彼女のために仲間達が奮闘するようです。まさにプリパラの総決算!

*1:強いて言えばひびきが己が野望のためにプリパラを支配した事はありましたが多少の圧政になった程度でしたし、システムが崩壊した時は危うく自分自身が消滅しかけるという報いも受けていました。