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ルパン三世 PART5 第6話「ルパン対天才金庫」

とある兄弟が借金を返すために思いついた起死回生の策、それは「脳力が0でないと開けられない金庫」だった、という話です。

第5期は話ごとに作風をガラッと変えるという実にバラエティ豊かな内容にするとの事で、5話までの『エピソード1』は「現代的な要素を盛り込んだルパン」、今回の6話は「昭和TVシリーズのようなコミカルなルパン」となっています。ご丁寧に作画や演出や舞台となる場所だけでなくルパンのジャケットの色も変え、ルパン一味の性格も若干異なります*1

作品毎に雰囲気が異なるというのは長期シリーズの宿命ですが、今作はそれ(とルパンのキャラクター)を逆手にとって「今まで積み上げてきたものを全肯定した作品を作る」というスタッフの意気込みを感じられます。エピソード1のスタイリッシュで頭の切れるルパンもいいですが、昭和の雰囲気たっぷりな今回のルパンもまた楽しい。懐古主義ではない。

*1:特に顕著なのが不二子で、エピソード1ではルパンと大人な関係を臭わせる妖艶な雰囲気を出していましたが、6話ではルパンに信頼を寄せているヒロインという立ち位置になっています。