星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

スター☆トゥインクルプリキュア 第8話「宇宙へGO☆ケンネル星はワンダフル!」

突然星空界にやってきたひかる達は早速近くの星へ着陸、そこに住んでいる宇宙人のドギー達と交流します。挨拶も常識も違う彼らですが、ひかるの好奇心やえれなの笑顔ですぐに仲良くなります。

本格的に始まった宇宙の冒険と異星間コンタクトですが、SF的要素でありながらプリキュアらしくファンタジーな造形がなされています。そして今作のテーマである「多彩な姿は当たり前」が早速押し出されている話でした。外見でどうのこうの言ってたのはせいぜい「頭にしか毛が生えていない」というセリフくらいで、それ以外は大きな誤解や不理解もなく平和でした。

とはいえ彼らの大事にしていた『骨』が実はスタープリンセスカラーペンだったためにプルンスが強引にでも手に入れようとしていたという展開もあり、奇しくもその様相はノットレイダーと同じだったのを自覚してプルンスが反省するそしてカッパードに見せつける様にフッサフサになるという話になっていました。やはり相互理解は互いの押しつけではなく話し合いですね。

仮面ライダージオウ 第28話「オレたちのゴール2019」

ソウゴのゲイツに対する真っ直ぐな思い、ゲイツの心境の変化が強く押し出されていた話でした。ソウゴは例え対立しようとも一貫してゲイツを信じて『友』と称しており、その事を改めて知ったゲイツもまたソウゴを友として認めてアナザージオウを倒すために共闘する、実に熱い!

しかし白ウォズやスウォルツの怪しげな行動は一体何なのか、士の行動理由こそわかりましたがそれを見定めるのはどこか、気になる要素はまだ残ったままです。でも何やかんやでゲイツ達と黒ウォズの仲も進展した。

そして次回は事前に発表されていたディエンドの登場……だけでなく、何とブレイド編!? アナザーライダーが現れたらアンデッド達もいなくなる=始もいなくなるはずなのですが、何故か始が存在しており、一体どうなっているのか。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第2話「ソウルをひとつに」

前回の重い展開から一転、コウのアホな明るく前向きな性格でトントン拍子に話が進んでいき、残りのリュウソウジャー探しも始まりました。

今作の敵怪人枠であるマイナソーは人間を素体にして生まれ、しかも放っておくと巨大化するという初要素を持っています。故に一刻も早くマイナソーを倒すか、それが出来なければ巨大戦突入と、今までの戦隊のお約束から変化した設定になっていますね。

そしてリュウソウルを使った多彩な特殊能力も面白い。今回最もインパクトがあったのはクサソウル……はい、臭い匂いを発するというアレなものでした。その他にもピンクが大幅パンプアップするムキソウルを使ったり、なかなか子供向けアピールとしてわかりやすくて面白い。そして関智一がやかましい。

巨大戦は前回に引き続きダイナミックな構図とアクションで見せてくれますが、今回は合体前のキシリュウオーのデビュー戦でもありました。1話でも見せてくれたスピーディーな戦いがやはり戦隊らしくなく、しかしそれがいい。

王道の設定を持ちつつも様々な面で新しいリュウソウジャー。とりあえず1話と2話での掴みはバッチリだったので、これからも非常に楽しみです。