Ubuntu 12.10をUSBメモリにインストール
USBメモリにUbuntuをブートローダごとインストールすれば既存のPC環境を汚さずに済むので、その手順をまとめてみました。
Ubuntuのインストール
- 「インストール」→「Ubuntuをインストール」
- 「インストール中にアップデート~」にチェック
- パーティション分割
- ここでは「/dev/sda」にUSBメモリがマウントされているとする
- /dev/sda1を選択 → 「-」ボタンを押下してフォーマット
- /dev/sda内を以下のように構成する
- /boot 基本パーティション、ext4ファイルシステム、128MB
- スワップ 基本パーティション、ext4ファイルシステム、メモリサイズと同サイズ~2倍
- / 基本パーティション、ext4ファイルシステム、残り容量
- ブートローダのインストール先に/dev/sdaを選択
- マウントの最上階層を選択する
- 画面に従ってインストールを実行する
Ubuntu日本語Remix環境のインストール
- 端末を起動する
- 以下のコマンドを順次入力、実行する
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add - sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/quantal.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list sudo apt-get update sudo apt-get upgrade
- 電源アイコン(歯車)を選択し、「システムの設定」を開く
- 「言語サポート」を開く
- 「メニューとウインドウの言語」に「日本語」が含まれていなかったら、「言語のインストールと削除」を選択し、日本語のパッケージをインストールする
- 日本語パッケージのインストール後、「メニューとウインドウの言語」の「日本語」の項目をドラッグして最上位の位置にする
- 以下のコマンドを入力し、実行する
sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
インストール完了
お疲れ様でした。これで既存のPC環境を汚さずにUbuntuがインストールできました。
私の方では試す事が出来ていませんが、USBメモリから起動できるようにすればどのPCでもUbuntuが起動できるはずです。
参考資料
USBメモリにUbuntuをインストール - yunoyaの日記
Ubuntuの日本語環境 | Ubuntu Japanese Team
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*1:12.04までCDに焼けるサイズでしたが、12.10からDVDでないと焼けないサイズに増えました