Zshの使い方(2) シェルオプション・シェル変数・環境変数
シェルオプション
Zshの動作を指定するものには「シェルオプション」と「シェル変数」があります。シェルオプションは以下の形で指定します。
setopt [-m] ShellOption
- 「ShellOption」に指定するオプションの記述は大文字小文字の区別が無く、またアンダーバーも省略可能
- 「-m」はsetoptコマンドのオプションで、「ShellOption」に文字列パターンを記述すればそのパターンに一致するオプションすべてを有効化する
また、無効化する場合は以下の形で指定します。
unsetopt [-m] [ShellOption]
- 使い方はsetoptコマンドと同様
シェル変数
そのシェルを実行している間(端末を開いている間)有効になっている変数を「シェル変数」と言います。シェル変数はシェルが終了する(端末を閉じる)と無効になります。シェル変数は以下の形で指定します。
VERNAME=xxx
- 「VARNAME」にはシェル変数名、「xxx」には変数に代入する値を記述する
環境変数
シェルを終了しても有効のままである変数を「環境変数」と言います。環境変数は以下の形で指定します。
VARNAME=xxx
export VARNAME
または
export VARNAME=xxx
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