Papers, Please
アルストツカに栄光あれ。
架空の共産国家の国境を舞台にした、パズルアドベンチャーゲームです。
ルールは至ってシンプルで、自国(アルストツカ)に入国してくる人達のパスポートや各種書類を確認し、間違いがあればそれを指摘して入国の許可不許可を行うだけです。
審査した数に応じて給料(日給)が支払われ、その給料の中で家賃や家族の食費や暖房費を賄います。
当初は書類の数も少なく、楽に審査が出来るのですが、国の情勢が変化する毎に確認しなければならない書類が増えていき、段々と面倒くさくなっていきます。また、一日の審査のうち二回まで間違ってしまうとその分の給料が支払われず、三回以上間違えると罰金を支払わなければならなくなります。
入国してくる人達の中には主人公に頼み事をしてくる人もおり、場合によっては不正があっても敢えてスルーすべきか選択を迫られる事も。
通しでプレイした場合は大体4時間くらいでクリアできますが、マルチエンディングのため行動次第では途中でバッドエンドになる事も。更にとあるエンディングを迎えると、一定条件下で延々と入国者を捌き続けるエンドレスモードが解放されます。
単純ながらもちょっとした人間ドラマが見られ、「この先アルストツカがどうなっていくか?」が気になってつい続けてしまいます。