怪奇大作戦 第1話「壁ぬけ男」

ネオ・ウルトラQが終わったので、次の円谷作品『怪奇大作戦』が始まりました。初めて見るのですが、もっとホラー色強いかと思ったら割かし当時の円谷っぽさそのままですね。怖い所は怖いですが、コミカルな所はコミカル。その一方で、ウルトラシリーズでは見る機会が少なめな記述のようなSF的特撮が目を惹きます。

初回は、財宝を盗み壁を抜けて消えていく謎の怪盗が現れます。一見すると奇怪な超常現象ですが、これは科学的*1裏付けがキチンと存在しています。しかし、それを曝いただけでは終わらず――

子供向けではないからか、非常にビターな事件の終わりとなりました。でもSFである事や渋い特撮演出などに引きつけられますね。

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*1:もちろん架空の科学技術ですが