アイカツ!フォトonステージ!!
対象年齢はおそらく本家アイカツと同じだと思われますが、漢字を多用していながらふりがなをふっていない、リズムゲームが本家よりも難易度が高いといった理由から、もしかしたらもっと上を想定しているかもしれません。
システムは前述の通りリズムゲームで、その際にアイドル達のフォトを用意してそのフォトに設定されたポイントでスコアを伸ばすものとなっています。ぶっちゃけてしまえば『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)』と同じですね。ガチャでフォトを入手するのも、プレミアムなガチャに必要なポイントが有料のと無料のとで分かれているのも同じです。
ただしリズムゲーム中のビジュアルは、用意したフォトがステージに立って音楽に合わせてカメラワークがあるだけとなっています。本家アイカツで使われている3Dモデルは一切使用されていませんが、これはおそらくレアリティがノーマルのアイドルにアニメのアイカツの脇役を使っているためでしょう。とはいえダンスが見られない分、コンボを繋げたりスペシャルアピールが発揮されたりするとキャラ達が喋ります*1。
リズムゲームそのものは本家アイカツと異なり、8~16個に区切られたエリアをタップ・長押し・同時押しします。フィーリングは『jubeat』に近いかもしれません。
しかしこのリズムゲームが意外とやり応えがあります。初級は当然ながら簡単ですが、中級から「長押ししながら別の2箇所を同時押し」といった、指を三本以上使うような場面が現れます(そういった所もjubeatと似ています)。上記のデレステは(効率を考えなければ)指二本でプレイ出来ますが、そのつもりでプレイしたら案外ミスしやすいです。ただしデレステにあったようなフリックは無いので、タイミングさえ把握出来ればフルコンはしやすいと思います。また、リズムゲーム中はライフ制ではないので、ミスが多くても曲の最後までプレイ出来ます。
ですが問題は『クリア条件』で、ろくにフォトが揃っておらずレベルも低い場合、スコアが足りず未達成扱いになったりします。初級ではさすがにフルコンやそれに近い所まで行けば達成扱いになりますが、中級以上だとそれが顕著になります。フォトのレベルを上げればやがて達成出来ますが、それまでの道のりは長そうです。
ゲーム中でプレイ出来る楽曲はストーリーを進める事で徐々に追加されていく形になっています。このストーリーはアプリオリジナルなのでアニメ視聴済みでも楽しめますし、主要キャラクター毎に分かれているので好きなアイドルから進めていく事が出来ます(一部は他のアイドルのストーリーを進めないと登場しない様子)。楽曲はアニメやゲームでお馴染みの曲だけでなく、アプリオリジナルの曲もあるようです。
思った以上に本格なリズムゲームとして登場した当作で、みんなで楽しく課金活動アイドル活動!
*1:喋るのはメインキャラクターだけかもしれないです。