星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

笑ゥせぇるすまんNEW 第11話「破滅症患者/私はアイドル」

破滅症患者

幸福な環境を持ちつつもそれを滅茶苦茶にしたいという『破滅症』を抱えたサラリーマンの話です。今の時代だと感情移入がしづらい人も多そうな気がしますが、原作の執筆時期を考えるとこういった話があってもおかしくないですね。

結局、喪黒の手伝いで擬似的に破滅行為を行う事でその症状を和らげるものの、破滅の味が忘れられずに繰り返そうとしてしまい、喪黒によって本当に破滅してしまいました。

しかし動機こそ違えど、破滅したいという願望を抱いている人は今の時代に相当数いそうです。

私はアイドル

「アイドルになりたい」という自身の夢を娘に託した母親の話です。

娘はアイドルをやりたくなくて今まで続けていた地下アイドルをやめてしまい、母親は喪黒からもらった指輪とペンダントの力で娘を(一度だけ)操ってオーディションを受けさせます。しかし時間制限付きである事を忠告されたにもかかわらず、使い続けてしまったために……。

今回のゲストキャラである親子は井上喜久子さんと井上ほの花嬢の声優親子が演じており、それを知る自分からはあまりにもイメージピッタリすぎて笑ってしまいました。オチも井上喜久子さんのイメージが合いすぎたモノになっていて素晴らしい。「17歳です☆」と言ってたら完璧だった*1

井上喜久子 ベスト・コレクション

井上喜久子 ベスト・コレクション

*1:ただし母親の年齢が37歳であり、「○○さん17歳」にも聞こえるという捻りを効かせていました。ネットスラングでも同じネタがありますね。