星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

ゲゲゲの鬼太郎 第3話

子供達が次々と行方不明になる事件が発生、その事をまなから猫娘経由で聞いた鬼太郎が(目玉のおやじに言われて仕方なく)調査に向かいました。今作の鬼太郎、やはり人間社会から出来るだけ離れようとしている? 過去に何かあったとしか思えない口ぶりといい、気になりますね。

そして上記の行方不明事件の真相はたんたん坊・二口女・かまいたちによる妖怪城復活および人間の滅亡にありました。そこでの鬼太郎の啖呵を切った様が熱い。人間だろうが妖怪だろうが、身勝手に一方を追い詰めるような輩に対しては容赦ない。これまでの鬼太郎でも見られたスタンスですが、今作の鬼太郎が過去に何かあったような素振りを見せているから、なおのこと不思議な説得力があります。

今回もまなのおかげ(人柱にされたが携帯電話も取り込まれた事で、電話を鳴らして大黒柱状態になっていた人柱を発見、解放した)でたんたん坊達を撃破し、彼女の功績と彼女を意図的に遠ざけようとした鬼太郎の言葉が逆に彼女を危険な目に遭わせた事、そして目玉のおやじの言葉などから、ようやく彼女を受け入れる事にした鬼太郎。これでようやく本当のスタートを切ったとも言えますね。