星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第16話「みんなのカリスマ!?ほまれ師匠はつらいよ」

突如ほまれに弟子入り志願をするクラスメートのあき。この作品のサブキャラのキャラが誰も彼も濃すぎる。ほまれが再起し始めた事がはなの母によって記事になったために注目を浴びる様になってきたため、その様な事態になったようです。しかもそれをきっかけとして風紀委員で幼馴染みのじゅんなとケンカする事態に。

タイトル通りといっても師匠的な何かをする事はほとんど無かったけどほまれ回です。 「変わる事」に対してスポットが当てられた話で、良い方向へと変わっていく事、変わろうとする事の肯定をしていました。遡って、ほまれやルールーがはな達と出会って変わった事の肯定でもありますね。こういう話を見る度、電王の主題歌を思い出します。

しかしルールーがほまれから盗んだプリハートを返しに来た(ほまれは盗まれたとは思っていない)ためにルールーがプリキュアの正体を知っているという事が知られ、更にパップルに裏切り行為とみなされて制裁を受けてしまいました。ルールーの物語が悲劇で終わってほしくないですが、彼女が果たしてどうなってしまうのか、ここが正念場。

ところで、ルールーが潜入捜査しているのを知ったからか、パップルうわキツ中学生姿に変装してルールーと会話していました。ルールーに言われた通り、化粧をバッチリ決めていてスタイルがよすぎる中学生はまずいないry

仮面ライダービルド 第36話「エボルトは星を狩る」

前回に引き続きシリアスブレイクしてまで出番を増やすかずみん。ついにパンドラボックスが開かれ、(ハザードトリガーの原型になったと思われる)エボルトリガーを手に入れたエボルト。しかしまだ何か必要なモノが足りないらしく地球が滅びる事はなく一時保留状態に。

ほとんどエボルトの思惑通りに動いている中、龍我を救うために敢えて罠にかかって自身を取り込もうとするエボルトと共に自爆する戦兎。やはり自己犠牲は美しくない……しかも結局半分失敗してエボルトは戦兎に乗り移り(その上フェーズ3に移行し)ましたし、事態は前に進まずとも好転していません。この状況を打破するのは、改めて仲間に勧誘された幻徳か、仲間のために戦う一海か、戦兎が命がけで救い出した龍我か、はたまた戦兎自身か、あるいは全員が力を尽くすか。というか誰も彼も頑張ってくれないと色々辛い。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第15話「警察官の仕事」

前回の戦いで全員負傷したパトレンジャー。それを聞いて嫌々ながらもお見舞いに行った魁利や初美花は彼らの警察官としての矜持を知り、前回の失敗を取り戻そうと街で暴れていたギャングラーと対峙します。

魁利達が焦っていたのは、パトレンが怪我を押してまで向かってくるのをコレクション回収が困難になるからというのもあるとは思いますが、ルパレンは『大切な人を失う悲しみ』を人一倍知っていますし、彼らのためもあるのでしょうね。だからこそ、(コレクション回収済みで用済みとなったのもあるけど)無理をしてまで現れた彼らの援護を一瞬とはいえ行ったと解釈出来ます。協力し合う関係ではなくとも力を貸す事がある、そんな二戦隊が魅力的です。そして自己犠牲を否定した展開は30分前と大違い*1

そして戦いが終わり、(案の定)子供から好かれない(というか懸命に励ました咲也にお株を奪われた)圭一郎。しかし妬むでも嘆くでもなく、「これでいい」と納得していたのは「自分自身ではなく警察官に対しての見方が変わってくれた」事を喜んでいたからでしょう。どこまで警察官(および正義の味方)の鑑なんだ……!

ところでグッティがクレーン&ドリルを「いつの間に引き金付きに?」と言っていましたが、トリガーマシンの出自に関わる伏線なのでしょうか。何やら国際警察にきな臭さがほんのりと漂ってきました。元々管理官および国際警察がVSチェンジャーやVSビークルをどこから調達しているのかも不明でしたし、まだまだルパンコレクションには謎があります。

*1:もっとも、仮面ライダーは『異形の力を手にした者の業と正義』がテーマであり、戦隊は『仲間と共にある』がテーマなので、自己犠牲に対する描写が異なるのも当然ではありますが。