星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第26話「大女優に密着!さあやとおかあさん」

さあやが女優の道を進む事に母親がどう思っているかで悩んでおり、本人に直接聞くために撮影現場へと向かいます。

……はいいんですが、なんか全体的に(ドラマ撮影も含め)みんな妙なテンションになってるような? さあやの母が出演しているドラマをよだれを垂らしてしっかりチェックしていたルールーだったり、本格再登場の蘭世も演技に力が入りすぎてもはや顔芸レベルだったり、さあやの母も基本は落ち着いてるものの(演技のために)ネギを丸かじりしてカットが入ると表情を崩したり。

とはいえ本筋はしっかりと真面目。周囲から母親のひたむきさを知り、改めて今の自分の夢を固めるさあやの姿は、ほまれの言葉を借りるなら「イケてんじゃん」ですね。

仮面ライダービルド 第46話「誓いのビー・ザ・ワン

前回と今回の間に劇場版の話があり、そのために若干今回の話が飛んでいたり仕切り直されたりしている感がある。

前回戦兎の父が語った『白いパンドラパネル』は、黒いパネルとエボルトのエネルギーを併用する事で並行世界と自分達の世界を融合、それこそが平和への道だと明かされました。しかし戦兎(および葛城)はその事にも疑問を抱いており、本当にそれが真意だったのかこの時点でも謎です。というか、劇中で言及は無かったものの以前に冬映画で二つの世界が融合しかけて崩壊寸前だった事もあったので、どうにもその手段が最善とは思えないのですが……。

一方でエボルトとの最終決戦が始まります。死亡遊戯よろしくパンドラタワーを上ってエボルトの企みを阻止するという形ですが、その初っぱなは三羽ガラスを模した偽者をぶつけてくるというエボルトお得意のえげつないやり方。怒り心頭の一海がそれに立ち向かうため、戦兎との約束を破ってまでブリザードナックルによる変身を敢行します。最後の死亡フラグが立った一海の戦いの行方は……?

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第25話「最高に強くしてやる」

前回のラストで超巨大化したライモンに滅多打ちにされたパトレンジャー。しかも再度の出撃でコレクションにより超回復能力まで持っている事が判明し、彼を攻略するにはまずコレクションを回収する必要があります。ステイタス・ゴールドの金庫を開けるためにノエルが身体を張って開錠方法を探り当て、それを伝えられたルパレンが立ち向かう。

食えない人物という印象が強めなノエルですが、度々見せていた人間くささもあって根は悪い人物ではないと感じていました。今回彼が魁利達に語った「自分にも取り戻したい人がいる」という言葉が事実かは現時点では不明ですが、一人になった場面で見せた表情といい、少なくとも魁利達にも信じてもらいたいと想う気持ち自体は本物でしょう。

そしてライモンを倒すためにパトレンも力を貸し、ついにコレクションを回収。超巨大化したライモンには両方のVSビークルが合体した『グッドクルカイザーVSX』で立ち向かい……やっぱりここでも反りが合わないのね。しかもパトレン1号がギャグ要員になっちゃってるし。しかし席替えした事で何とか連携が取れ、見事ライモンを倒しました。

これで二組が手を取り合う事が増え……いや大して変わらなさそうな? きっかけとなった前回および今回のパトレン3号の意志は元々そこまで快盗を目の敵にしてはいませんし、1号は相変わらず快盗を敵視してますし。しかしノエルが魁利達の信頼を得られた事は大きな一歩でしょう。必要以上に手を貸さない彼らの主義によって、全然甘える事は叶わなかった様子。