星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

スター☆トゥインクルプリキュア 第13話「ララのドキドキ初登校☆」

前回地球で過ごす決意を固めたララが、今回は初めて学校に通います……が、そこで故郷ではほぼAI任せであったため2桁の計算すら出来ないレベルのポンコツぶりが判明。更に掃除の仕方がわからなかったり語尾に「ルン」を付けてたりしているのを「変わっている」と言われた事から、AIを頼って知識を仕入れ礼儀正しくしようとします。

という事でお約束の初登校回でした。今作は多様性がテーマにあるのでララがどう馴染むのか気になっていましたが、ひかるも含めクラスメートのみんなが「変わってる」と思ってもあっさり受け入れているので悩むは本人だけという状態でしたね。イジりすぎは良くないですが、それをチャームポイントとして自他共に認められれば良い関係を築く事が出来ます。ララもすぐに馴染むでしょう。

ところで今回はカッパードが出撃していましたが、彼は人のイマジネーションから武器を変形させて戦うんですね。この辺はプリアラのジュリオの発展系とも取れます。そしていちいち決めポーズとクサいセリフがシリアスな笑いを生み出す。

仮面ライダージオウ 第33話「2005: いわえ!ひびけ!とどろけ!」

今回は響鬼編です。アナザー響鬼の変身者は響鬼の弟子だった青年で、彼を守るように現れたのは『響鬼』と名乗る桐谷京介でした。その一方でソウゴの誕生日を祝うために悩みまくるウォズが道化すぎる。

しかし前回の次回予告から桐谷が響鬼を継承したのかと思っていたのですが、実は響鬼を継承していなかった事が判明。それなのにソウゴ達の前では響鬼と名乗り、更にアナザー響鬼を守るようにジオウとゲイツに立ち向かっていったのは何故なのか。桐谷はやはり一筋縄ではいかないキャラクターです。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第7話「ケペウス星の王女」

新幹部の登場とドルイドン族に襲われていたケペウス星の王女の話です。新幹部であるワイズルーは子供達を操って自らの盾にした上にリュウソウジャーを襲わせるという悪辣な手を使い、リュウソウジャーを苦しめます。緑川キャラらしくない。

しかし他の恐竜系戦隊と同様に地球のみ舞台になるかと思っていたのですが*1、他の星のキャラも登場するという展開には驚きました。しかし考えてみればドルイドン族はそもそも宇宙から戻ってきた設定ですし、こういう展開があってもおかしくありませんね。

とはいえあの二人の王女、どうにも怪しさが見え隠れしています。初登場であるワイズルーが今回大して目立たなかったのも気になりますし、一体何があるのやら。

*1:とはいえジュウレンジャーでは惑星ネメシスが登場し、アバレンジャーでは別次元のダイノアースが登場しているので、厳密に地球のみを舞台にしているわけではなかったりします。

スーパーヒーロータイム

スター☆トゥインクルプリキュア 第11話「輝け☆サザンクロスの力!」

前回の敗走からまどかの父親に見つかりそうになり、慌てて逃げたら遼じいに見つかってしまいました。幸いにも理解のある遼じいだったのでララ達の事は秘密にしてもらえる事になりましたが、一方で前回の敗走を気にしてひかるは落ち込んでしまいます。

という事で、敗北からの逆転、そして新アイテムの登場です。今更ながら何でサザンクロスなんだろうと思っていましたが、プリキュアが4人だからだったんですね。南斗プリキュアつまり追加プリキュアが現れたら、5人になって五芒星を描く事に?

しかし襲われたのもまたまどかの父親であり、そこに4人がいた事で彼から疑われますが、それに助け船を出したのは……映画監督? 熱い展開からのコメディ回もまたプリキュア恒例ですが、次回もなかなか面白そう。

仮面ライダージオウ 第31話「2001: めざめろ、そのアギト!」

今回はアギト編です。

アナザーアギトはもちろんアギト本編でも登場したアナザーアギト*1ですが、なんと襲いかかった相手もアナザーアギトになって増殖するという能力を持っていました。本来の変身者である木野の「アギトは俺一人だけでいい」というセリフに対する皮肉が強すぎる能力ですね……。

そして今回のアナザーアギトも2019年に誕生したからか、アギトの変身者である翔一や他の人達からアギト本編の記憶は消えておらず、翔一はアギト第1話を思わせる演出と共にアギトへと変身! これだけで当時の視聴者大歓喜ですよ! 次回は案の定ジオウトリニティとトリニティフォームが共演するようですし、楽しみ楽しみ。

一方でツクヨミが記憶喪失である事が判明し、しかもタイムジャッカーと同等の時を止める能力を持っているようであり、謎が深まってきました。彼女は果たして何者なのか。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第5話「地獄の番犬」

デカマスターの出番は前日譚までです。前回がトワ編だとすれば、今回はバンバ編です。前回の出来事もあってマイナソーの素体になった人間を殺すのは間違っていると認識したトワに対し、バンバはまだその認識に至っていません。

そんな時に新たなマイナソーが現れ、トワが毒に侵された上にタンクジョウが直接出向いてきたためにマスターの敵を取ろうとコウが躍起になってしまうと、リュウソウジャーはピンチの状態に。そんな状況を打破したのがバンバであり、彼もまた騎士竜を見つけてコウ達と協力する事になりました……って、あれ、タンクジョウはここで退場? と思いましたが、辛うじて生存、しかし次回決着が付いてしまいそうです。その上トワの毒は回復せず。

幹部クラスでは最も下なのに色々と異質なクレオンがおり、巨大化プロセスはピンチの時ではなく放置してれば勝手に行われ、更に未だに組織の全容が見えないドルイドン族。これまでの戦隊のお約束から外れている要素が多く、王道を行っているリュウソウジャーとは対比されているようにも感じます。*2

*1:厳密にはアナザーアギトをアナザーライダーとしてアレンジした姿。

*2:一応、幹部関連では怪人より格下扱いなエゴスとか、そもそも週一で怪人ではなく巨大ロボを投入してきたギアとか、終盤まで全容が見えなかったオルグ(幹部が死ぬと次の幹部が現れるというパターンかつ、首領が実は存在しなかった)とか、個々で見ればお約束から外れている敵組織はあります。

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スター☆トゥインクルプリキュア 第10話「キラッキラ☆惑星クマリンへようこそ!」

今回はひかるの思いつきサザンクロスの絵を描いて見せるために宇宙へ。その思いは案の定失敗するものの、ペンダントが次のスタープリンセスカラーペンの場所を示したため、惑星クマリンへと向かいました。

という事で今回は2回目の異星間交流となりましたが、名前から熊モチーフの宇宙人かと思いきや、クマムシモチーフだったのには驚きました。それ故に星の植物は宝石のように硬くなったという設定も、なかなかにSFチックでいいですね。

しかしその一方で今回は敵幹部全員が襲いかかり、更に彼らはパワーアップしていたためにプリキュア達が敗北する展開になりました。スタープリンセスカラーペンも回収できないどころか1本奪われてしまいましたし、撤退したら下で今度はまどかのお父さんにロケットを見られてしまいましたし、導入から想像できないほどの急展開のピンチ。一体どうなってしまうのか。

仮面ライダージオウ 第30話「2019:トリニティはじめました!」

二人が出会えば戦うしかない運命に捕らわれている剣崎と始。始に会いたい心を利用されアナザーブレイドにされた天音。望んだ未来にならないからとブレイドのバトルロイヤルの仕組みを利用して世界を滅ぼそうとする白ウォズ。そして彼の思惑を阻止しようと奮闘するソウゴ達。今回もてんこ盛りです。海東? 引っかき回すだけ引っかき回して今回の本筋には関与せず。

それにしても、ソウゴが白ウォズを説得するシーンは味方なのに敵ボスみたいな説得でしたし、やはり魔王の威厳は見られますね。……まあ、その後のジオウトリニティ初変身がどう見てもクライマックスフォームオマージュでしたし、黒ウォズのいつもの祝詞が「おそらく」「多分」「きっと」とあやふやでしたし、色々持ってかれてしまいましたが。

しかしアナザーブレイドによって剣崎と始がジョーカーの力を奪われ、そのままジオウトリニティに倒される事で二人が戦う運命から解き放たれたというハッピーエンドを迎えたのは驚きました。スパロボのようにクロスオーバー作品だからこそ出来たハッピーエンドですが、スパロボ好きとしてはこういうの大好きです。

次回はアギト編。ジオウ開始前からツッコまれていたようにアギトのアナザーライダーはどうするのかと思いましたが、どうやらアナザーアギトをそのままアナザーライダーにするようです……と思ってたら、アナザーアギト以外にもバッタモチーフの怪人が?

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第4話「竜虎!!最速バトル」

トワがコウと対決する前半……ですが、ガチの戦いをするのかと思ったら、切り絵したりジャンケンしたりと凄く平和的手段。仮面ライダーみたいなギスギス感はなかった。しかしそれもマイナソー出現により中断、更に今回犠牲となったのが病気に伏せっている子供と知って*1手にかける事も出来ないので、トワかバンバの騎士竜を探す事になりました。

前回からの対立をかなりあっさりと解消し、新たな騎士竜の登場も加え、更に親の思いをマイナソーという怪人を通じて描くという高度な話の作りに感心しました。脚本は特撮経験が無い人ですが、脚本家としてのキャリアが十二分に発揮されているように感じました。いいぞもっとやれ。

*1:ただしこれは後にその子を見守る父親側の方だったと判明します。

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スター☆トゥインクルプリキュア 第9話「友情のリング!スタードーナツ☆」

今回はまどかの話です。初めてプリキュアに変身した時にも描かれていましたが、お嬢様故に色々なモノを背負い込んでおり、そこにプリキュアも加わって更に負担が増えて次第にミスが増えてきています。完璧主義な家庭故に強いプレッシャーを感じている、よくあるパターンですね。

そんな彼女がひかるに誘われて学校の帰りに寄り道をする話でした。根本的な解決自体はしていませんが、いい気分転換になったようですし、お互いの距離もまた一歩近づいたようですし、少しずついい方向に向かっていっているはず。

仮面ライダージオウ 第29話「ブレイド・ジョーカー!?2019」

今回はディエンド編……と思わせて、ブレイド編です。しかもアナザーブレイドにさせられたのは2019年の天音ちゃん。彼女がいなくなった始を探したいという思いを悪用し、白ウォズが生み出しました。

それ故が原点である始はカリスに変身できており、アナザーブレイドを倒そうとする自王の前に立ち塞がりますが……そこに剣崎まで現れて思いのすれ違いからまた二人が戦ってしまう事に。どうあがいてもこの二人が再会すると悲劇は止められないのか……。

一方のディエンドですが、冒頭からクジゴジ堂の朝食を作って油断させたすきにウォッチを全て奪うという怪盗ぶりを見せてくれました。ディエンドとしても2号ライダーが増えたために戦力増強しており、なかなかの強敵と化しています。とはいえ士同様にあくまで自分の考えの下で動いている様で、白ウォズの思惑通りには必ずしも動いていません。どっちのウォズも助っ人ライダーに振り回されっぱなし。

次回はブレイドとカリスのすれ違いの果てと、ジオウの新たなフォームが登場のようです……って、これクライマックスフォーム状態!?

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第3話「呪いの視線」

ういがマイナソーの素体に選ばれてしまい、更に現れた二人のリュウソウジャーが手っ取り早くマイナソーを倒すためにういの命を狙う始末。

これまでの2人追加メンバーは後からというパターンなので先の3人が一日の長があるのですが、今作では2人の方が戦いになれている(が現時点で騎士竜がいないために巨大なマイナソーを相手に出来ない)というパターン。それ故にこの様な事態になってしまったのですが、3人の懸命な努力によりマイナソーも撃破し、ういも助ける事が出来ました。

とはいえまだ2人は正式にメンバーになったわけではなく、次回は一時的に戦うようです。しかし同時に別の合体形態も出てきたので、すぐに手を組む事になりそう?

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スター☆トゥインクルプリキュア 第8話「宇宙へGO☆ケンネル星はワンダフル!」

突然星空界にやってきたひかる達は早速近くの星へ着陸、そこに住んでいる宇宙人のドギー達と交流します。挨拶も常識も違う彼らですが、ひかるの好奇心やえれなの笑顔ですぐに仲良くなります。

本格的に始まった宇宙の冒険と異星間コンタクトですが、SF的要素でありながらプリキュアらしくファンタジーな造形がなされています。そして今作のテーマである「多彩な姿は当たり前」が早速押し出されている話でした。外見でどうのこうの言ってたのはせいぜい「頭にしか毛が生えていない」というセリフくらいで、それ以外は大きな誤解や不理解もなく平和でした。

とはいえ彼らの大事にしていた『骨』が実はスタープリンセスカラーペンだったためにプルンスが強引にでも手に入れようとしていたという展開もあり、奇しくもその様相はノットレイダーと同じだったのを自覚してプルンスが反省するそしてカッパードに見せつける様にフッサフサになるという話になっていました。やはり相互理解は互いの押しつけではなく話し合いですね。

仮面ライダージオウ 第28話「オレたちのゴール2019」

ソウゴのゲイツに対する真っ直ぐな思い、ゲイツの心境の変化が強く押し出されていた話でした。ソウゴは例え対立しようとも一貫してゲイツを信じて『友』と称しており、その事を改めて知ったゲイツもまたソウゴを友として認めてアナザージオウを倒すために共闘する、実に熱い!

しかし白ウォズやスウォルツの怪しげな行動は一体何なのか、士の行動理由こそわかりましたがそれを見定めるのはどこか、気になる要素はまだ残ったままです。でも何やかんやでゲイツ達と黒ウォズの仲も進展した。

そして次回は事前に発表されていたディエンドの登場……だけでなく、何とブレイド編!? アナザーライダーが現れたらアンデッド達もいなくなる=始もいなくなるはずなのですが、何故か始が存在しており、一体どうなっているのか。

騎士竜戦隊リュウソウジャー 第2話「ソウルをひとつに」

前回の重い展開から一転、コウのアホな明るく前向きな性格でトントン拍子に話が進んでいき、残りのリュウソウジャー探しも始まりました。

今作の敵怪人枠であるマイナソーは人間を素体にして生まれ、しかも放っておくと巨大化するという初要素を持っています。故に一刻も早くマイナソーを倒すか、それが出来なければ巨大戦突入と、今までの戦隊のお約束から変化した設定になっていますね。

そしてリュウソウルを使った多彩な特殊能力も面白い。今回最もインパクトがあったのはクサソウル……はい、臭い匂いを発するというアレなものでした。その他にもピンクが大幅パンプアップするムキソウルを使ったり、なかなか子供向けアピールとしてわかりやすくて面白い。そして関智一がやかましい。

巨大戦は前回に引き続きダイナミックな構図とアクションで見せてくれますが、今回は合体前のキシリュウオーのデビュー戦でもありました。1話でも見せてくれたスピーディーな戦いがやはり戦隊らしくなく、しかしそれがいい。

王道の設定を持ちつつも様々な面で新しいリュウソウジャー。とりあえず1話と2話での掴みはバッチリだったので、これからも非常に楽しみです。