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星と猫の数学

ローグライクとストラテジーとマイナー志向で黒猫なでなでしたい

怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~

「地球人の男性は、可愛い子に弱いって事がわかったんだもの」

 ― ウルトラセブン 第3話「湖のひみつ」より

ウルトラシリーズの派生作品である企画『ウルトラ怪獣擬人化計画』のアニメ作品になります。

円谷プロご乱心と思っている人もいるかもしれませんが、そもそも円谷プロはかつてエイプリルフールにウルトラマン達をはっちゃけさせたネタを展開したり、公式公認の「女の子がウルトラマンに変身する『ウルトラマン妹』」というライトノベルがあったり、更に遡ればプロレスがメジャーな娯楽だった時代*1ウルトラマンと怪獣による戦いを実況付きで描いた『ウルトラファイト』という作品があったので、決して今に始まった事ではありません。

怪獣の力を持った少女、通称『怪獣娘』がその力を制御しようと頑張りつつ暴走した怪獣娘や人類の脅威『シャドウ』と戦う、といった話です。とはいえ5分ほどのショートアニメなので基本的には緩く(そのためかキャラのデザインも2頭身)、まったりと見られます。

主役はかつてウルトラセブンに登場したカプセル怪獣の力を持った三人で、特にカプセル怪獣の中ではマイナーな方のアギラが中心となっています。このチョイスもなかなか渋いですが、レギュラー(準も含む)で出演している怪獣(娘)の中にも、ピグモンゼットンエレキングレッドキングといった超メジャーな怪獣だけでなく、ウルトラマン80に登場したザンドリアス*2というマイナーな怪獣まで登場しています。

ウルトラマンは一切登場しないですし、ウルトラシリーズ本編のような激しい戦いもありません(防衛のために戦う様子はあります)が、ウルトラシリーズに気軽に触れるにはいい……かも?

なおこの作品の設定・原案および小説化を『がっこうぐらし!』の海法紀光さんが手がけていますが、アニメはほのめかす程度に重い設定があるだけで鬱展開はほぼゼロです。同じ世界観である小説版はシリアスな展開もあるようですが。

*1:近年は趣味の多様化により、プロレスに限らずかつて一大ブームを築いたあらゆるものがマイナー化しているので、プロレスを貶めた言い方ではありません。悪しからず。

*2:原作では『母親(マザーザンドリアス)とケンカして地球に飛来してきた』という、まるで思春期の子供のような怪獣として登場した。