星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

プリパラ 第132話「ロッキン・ガァジラ大決戦」

Dressing Pafeとガァルマゲドンの対決です……が、ガァルマゲドンはこの期に及んでも相変わらず悪戯を仕掛ける始末。

今回は新曲無しである代わりにメイキングドラマは制限をかけていなかったので、両チームとも新たなメイキングドラマを披露しました。ガァルマゲドンが去年大ヒットした某怪獣映画っぽいものを召喚したのに返礼するように、Dressing Pafeはスーパーヒロインへ変身するメイキングドラマで対抗、その結果Dressing Pafeが勝利しました。

勝敗は予想通りでしたが、まさかメイキングドラマが繋がりのあるものになるとは思いませんでした。便乗したみたいな形だけどいいのだろうか。そしてEDも今回はDressing Pafe版になっていてまた驚き。

プリパラ そらみドレッシングコーデセット

プリパラ そらみドレッシングコーデセット

ニチアサキッズタイム

ヘボット! 第18話「ネジル学校に行く」

タイトル通りの話でしたというか王子とはいえ今まで学校に行かなくてよかったのか。ついで?にヘボットも何故か教師として働いていました。

どうやら目的は成績優秀だと貰えるネジがほしかったようで、ネジの発生源を見つけたら即座に退学しようとしてました。しかしそこで情報を教えてくれた女の子がまさか春風ムラキの娘で、教えてくれたのもその現場を窃盗として告発するためというえげつなさ。まあ、ネジル達も学校に入るために教師を監禁していたのでお互い様……いや、ムラキを精神崩壊させてた上に学校のネジを独り占めしようとしてたので、ネジル達の方が余程悪人ですわ。

動物戦隊ジュウオウジャー 第47話「最後のゲーム」

ジニスによる最後のブラッドゲームが始まり、それを阻止しようとするジュウオウジャー。一方の大和も母親の墓前で父親と想いをぶつけ合い、それでようやく和解しました。その経験から、バドやラリーが「地球を安全な空間に退避させる(その代わりジューランドとの繋がりは断たれる)」という提案を、「繋がっていればいつかは良い関係を築ける」という事で断る強さを見せてくれました。

大和の事情が、世界の繋がりの維持へと繋がる。この一見関係のない事情が繋がっている構成の妙は素晴らしいですね。

仮面ライダーエグゼイド 第16話「打倒MのParadox」

永夢がゲーム病であるという事柄とニコのゲーム病治療が同時進行する今回。

バグスターがエグゼイドの攻撃を受けなかったのは、目的が「エグゼイドを勝たせる事」だったからとも判明しました……が、それ故にエグゼイドを襲うパラドクスを攻撃してしまったため、パラドクスに倒されるという前回に続いての不憫さ。今作は敵味方の陣営こそあれど、それぞれがぞれぞれの思惑を抱いて行動しているという龍騎みたいなライダーバトルも多数展開されるというストーリーになっていて、気を抜くと混乱してしまいそうです。

魔法つかいプリキュア! 第50話「キュアップ・ラパパ!未来もいい日になあれ!!」

はーちゃんの魔法によって中学生の姿に戻った二人……って、まさかわざわざ変身バンクっぽく作るとは!

しかもそこに現れたのはドクロクシーの虫歯から生まれた『ドクロムシー』で、追いかけていったら何故か魔法界に辿り着いてそこではバッティが生徒として魔法学校に通っていたり、ドクロムシーの活動を見てヤモーが復活したり、ナシマホウ界に戻ってきたと思ったら次回作の『キラキラ☆プリキュアアラモード』の舞台であるキラキラパティスリーに辿り着いて主人公のいちかのスイーツを食したり、プリキュアとして戦う際にはキュアホイップが一瞬登場したり、浄化したと思ったら虫歯治療をしたり、半年越しの闇の魔法使いとの和解をしたり、とにかく驚きの連続の最終回でした。特にプリキュアとしては初めて本編内で次回作とクロスオーバーした事が一番の驚きですね。今回も行っていましたが、前作と前々作はED後にバトンタッチを行っていたので。

まほプリは、みらいの口癖である「ワクワクもんだ!」が一年間の物語に詰まっていた、楽しいストーリーでした。プリンセスプリキュアが『夢』というテーマに真摯に向き合ったメッセージ性の強いストーリーだった反面、今作は「楽しい日常」に比重を置いたストーリーだったので、プリンセスプリキュアとは違った形で毎回が楽しみとなっていました。

次回からはまた新たなプリキュア『キラキラ☆プリキュアアラモード』が始まります。こちらも色々な新要素が詰め込まれているので楽しみですね。

魔法つかいプリキュア ボーカルベストアルバム 手のひらのおくりもの

魔法つかいプリキュア ボーカルベストアルバム 手のひらのおくりもの

バトルスピリッツ ダブルドライブ 第42話「最後の十二神皇!」

最後の十二神皇を手に入れたタツミと、全ての十二神皇を賭けてヨクがバトルです。

前回のバトルでウロヴォリアスも取り戻したタツミは以前と同様に龍魔神とウロヴォリアスによるコア除去を駆使し、ヨクはマジックでしのぎつつミストラル・ビットを召喚して着実にライフを削っていきました。互いに引けを取らないバトルが繰り広げられた所で、最後の十二神皇『巳の十二神皇ティアマドー』が現れ……次回へ引きました。

ヨクが色々と敗北フラグを立てていましたし、メタ的には新たなカードを活躍させなければならないですし、次回のタイトルが思い切り負けを示唆しているので、ヨクの敗北は見えています。なのでどこまでヨクが粘れるか。

プリパラ 第140話「天国と地獄?決戦前夜!」

3期4クール目に入ってもOPが変わらなかったのが気になっていましたが、神アイドルグランプリの始まり(厳密には抽選会から)に合わせて変更してきました。しかも本編で『神アイドル』という最大の目標があるからか、OPはこれまでのOPやライブ映像を組み合わせた、ある種の総決算のような内容になっていました。EDは変わりませんでしたが。しかもこれによりプリパラとしては初めて3クール連続で同じ主題歌が使われた事に。

今回は神アイドルグランプリがトーナメントとして開催されるため、その組み合わせ抽選会の様子となりました。一回戦の組み合わせは概ね予想通り、SoLaMi Smileとノンシュガー、うっちゃりビッグバンズ*1トリコロール、ガァルマゲドンとDoressing Pafeとなっています。

トリコロールのひびきが最も相手したくなかった相手が初回の相手というのはわかりきっていましたが、果たしてひびきは平静を保ってグランプリに臨めるのか!? コスモはまだしも、ひびきの語尾嫌いの元凶となったあじみ、特徴的な語尾を持ち非常に濃いキャラのちゃん子が揃っているため、まともに対峙したら正気を保っていられなくなる可能性があります。今回の抽選会後の前哨ライブでも即座に会場から出て行っていましたし、下手すると番狂わせが起こるかも?

*1:余りに破天荒で奇天烈なチームのため、誰もが対戦相手になりたがらなかった。

ニチアサキッズタイム

ヘボット! 第17話「ネジささる、ゆえにヘボあり」

冒頭から誰だかわからないレベルで原形を留めていない偽者ごっこをするとか高等すぎるギャグですわ。しかも今回はヘボットの玩具に関するかなりメタい話に、お約束の偽者話を混ぜたものでした。だから冒頭が偽者ごっこだったのか。

ラストは明らかな偽者であるパチボットが無理やりネジを使った事によって、カオスどころかサイケなオチがつきました。今更だけどこれ本当に日曜朝に放送する作品か!?

動物戦隊ジュウオウジャー 第46話「不死身の破壊神」

アザルドとの決戦に向かう一方、大和の父親が務める病院が襲撃されたために大和がそちらへと向かいました。そこでバドと出会い、父親にまつわる真実が明らかになりました。

父親が母親の死に目に会えなかったのは人間界を彷徨っていたバドの怪我を治していたため、バドが大和を助けていたのは命の恩人の子供であるため。その事を知った大和は父親と和解する……かと思いきや、どういうわけかヤケになってアザルドとの戦いに赴いていました。

普通ならここでわだかまりが解消されるところですが、大和はまだしこりが残っているようです。大和の物語はどの様な着地点に至るのか。

仮面ライダーエグゼイド 第15話「新たなchallenger現る!」

永夢がゲーム病だと判明し、しかも飛彩までその事を知り、知らぬは本人のみ。どうやら劇場版でもわずかに言及していた6年前の手術によって、人類初のバグスター感染者となったようです。

そしてパラドもライダーバトルに参戦、二つのゲームが一つのガシャットに含まれたデュアルガシャットを用いて『仮面ライダーパラドクス』に変身しました。パズルゲームの力でステージに散らばったアイテムを有効活用し、格闘ゲームの力で相手を圧倒するタイプですが、ガシャットの交換をしない以上の機能面でのメリットは感じないような。レベル50と語っていたので文字通り桁違いの強さのようで、終始エグゼイド達を圧倒していました。

永夢の秘密が明らかになり、更にライダーが増え、ますます混迷を極める展開になってきました。今までならこれで中盤から後半にかけての展開ですが、今作はかなり早い展開です。息切れしないといいのですが。

魔法つかいプリキュア! 第49話「さよなら…魔法つかい!奇跡の魔法よ、もう一度!」

デウスマストとの決戦……が、まさかレインボーキャリッジの力ではーちゃんが巨大化するとは思いませんでした(ミラクルとマジカルは等身大のまま)。しかも前半10分もしないうちに決着が付くという早さ。

全てが終わり、二つの世界が再び別れてそれぞれの道を歩み出しましたが、あの楽しかった日々を忘れられない数年後のみらいが、もう一度呪文を唱えた事で『奇跡の魔法』が起き、再びリコ達と出会う事が出来ました。信じていれば、思い続けていれば叶う。そんな当たり前だけど難しい魔法をみらいは唱えられたのですね。

実にいい最終回……じゃありません。次回が本当の最終回です。内容は完全な後日談のようですが、「日常を守るプリキュア」だったからこその、普段のような話が締めというパターンなのかもしれません。