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星と猫の数学

ローグライクとストラテジーとマイナー志向で黒猫なでなでしたい

近年の女児向けアニメシリーズ

プリキュアシリーズ

2004年の『ふたりはプリキュア』から続いているアニメシリーズ。女の子が変身してスーパーヒロインとなり悪と戦う、セーラームーン以降に急増した『美少女戦士』ものの系統になります。

最大の特徴は基本の戦闘スタイルが徒手空拳である事。最近の作品では(玩具の関係もあって)技を出すためのアイテムも少なくないですが、それでも武器を持って戦う事は滅多にありません。

各作品ごとに世界観は別々ですが、毎年の春には全てのプリキュアが一堂に会するお祭り映画『プリキュアオールスターズ』シリーズが公開されており、年を追うごとに増えていくプリキュアの様相は圧巻です。

自分のオススメは『ふたりはプリキュア(同Max Heart含む)』『ドキドキ!プリキュア』です。

ジュエルペットシリーズ

サンリオのキャラクターブランド『ジュエルペット』が活躍するアニメシリーズ。2009年から続いており、その人気は衰え知らずです。

全ての作品で、瞳に宝石の輝きを携える『ジュエルペット』と呼ばれる不思議な生き物が登場しますが、外見もベースとなる性格設定も全ての作品で同一でありながら、世界観は全て異なるという、他のシリーズには無い特徴があります。

また、いわゆる魔法少女ものの系統ではあるのですが、魔法を使うのは基本的にジュエルペットであり、人間のキャラクターはパートナーに留まる事が多いです。また、作品のジャンルはそれぞれ異なっており、王道な魔法少女もあれば、パロディをふんだんに盛り込んだスラップスティックコメディまで様々です。

自分のオススメは『ジュエルペットてぃんくる』『ジュエルペットサンシャイン』です。

たまごっち!シリーズ

90年代半ばに大流行した『たまごっち』の新世代版をベースとしたアニメシリーズ。全ての作品で共通した世界観とレギュラーキャラクターを持っているので、作品ごとに新キャラクターを出したり異なる軸を持たせたりしてバリエーションを出しているようです。

唯一、キチンと見ていないので詳細は知りません。

プリティーリズム/プリパラシリーズ

アイドルを題材にしたアニメシリーズで、2011年から2014年まで続いた『プリティーリズム』シリーズ、および2014年から展開中の『プリパラ』シリーズをひとまとめにしています。これはどちらもタカラトミーシンソフィアが関わっている女児向けアーケードゲームであり、かつプリパラはプリティーリズムの後継作として作られているからです。

プリティーリズム』シリーズはアイドルを題材に、ファッションとスケートを組み合わせたパフォーマンスショーで活躍する女の子達を描いたシリーズです。元々ゲームの方が主導でアニメはそれに追随する形で制作されたという経緯があります。

プリティーリズムの特徴は壮大な人間ドラマであり、全てにおいてシリアスかつハードな設定や物語が展開されました。もちろん、女児向けなのでコミカルなシーンも少なくないです。

『プリパラ』もアイドルを題材にしていますが、プリティーリズムとは異なり仮想空間で女の子達が神アイドル(プリパラでのトップアイドル)を目指すという話になっています。プリティーリズムにあったスケート要素は廃されていますが、その他の要素は概ね受け継がれています。ゲームでも排出されるアイテムが変わりましたが、プリティーリズムのアイテムを流用できるというシステムがあります。

ストーリーは同じ様に人間ドラマが濃いですが、監督の個性によるものか、独特のコミカルさが強く出ています。何より印象的なのが個性的なキャラクター達です。主役の六人でも、

  • 行動力抜群で誰とでも仲良くなれるという主人公力の高い『真中らぁら』
  • 普段は真面目で品行方正な風紀委員長だがアイドル時には語尾に「ぷり」を付けてアピール全開にしている『南みれぃ』
  • アイドル時はクールだが梅干を切らすと気が抜けて干物状態になる『北条そふぃ』
  • 凛々しく気丈で囲碁の腕前が世界一の『東堂シオン』
  • 自信家なボクっ子で時には敢えてブリっ子な面も見せる『ドロシー・ウェスト』
  • ドロシーとは双子で対照的に大人しく引っ込み思案な男の娘の『レオナ・ウェスト』

と、キャラクターが多くても一度見たら忘れられない個性を持っています。サブキャラでも名前通り太った体型と語尾に「ちゃんこ」を付ける『ちゃん子ちゃん』や、独特な縦ロールの髪型で『友達』や『友情』を嫌う『大神田グロリア校長』等がいます。それでいながら、使い捨てられたり無駄に居続けたりしているキャラがいないという丁寧さがあります。

更に、この二つのシリーズに共通して登場するのが、『赤井めが姉ぇ』というキャラクターです。全ての作品において共通なのは、キャラクターが衣装替えする際にアドバイスや説明を行う所と、名前の通り赤い眼鏡をかけている所(と声優が伊藤かな恵さんである所)です。特にプリパラでの彼女は、他のキャラに負けない謎の設定持ち*1*2なので、プリティーリズムの時より目立っています。

オススメは全部……と言いたいですが、敢えて選ぶなら『プリパラ』です。

アイカツシリーズ

プリティーリズム/プリパラシリーズと同じアイドルを題材にしたアニメで、女児向けアーケードカードゲームと連動した作品です*3。アニメが放送されて数カ月で、ターゲット層以外の層*4からも強い人気を得ています。

アニメは全ての作品で世界観が共通であり、3年目では主人公が後退したものの、前年度までのキャラクターも引き続き登場しています。

ストーリーはタイトルが示す通り『アイドルとして活動する女の子達の姿を描く』というものであり、他の作品と比べると人間関係もギスギスしたものはなく穏やかです。時に対決する事はあっても、いがみ合う事はなくお互いの切磋琢磨のためにぶつかりあうといった具合です。

しかし、時にキャラクター達が一般的にイメージされるアイドルとはかけ離れた行動をする事があり、『特別な衣装をデザイナーから直接受け取るために崖を登る』『クリスマスツリーを自前で調達するためにもみの木を斧で斬る』といった事をしています。

この作品も数多くのキャラクターが登場しますがその扱いにはバラつきがあり、展開によっては劇中でほとんど登場しないという事もあるのが難点ですね。

オススメは……全て地続きであるので1年目から順に見ていくのがいいですね。

*1:何故か仮想空間に同じ顔の人物がたくさん存在する等

*2:ただし、作品外で仮想空間のAIである事が明かされています

*3:というか、タカラトミーに対抗してバンダイが新しく展開を始めたのでしょう

*4:いわゆる『大きなお友達』で、『アイカツおじさん』と称しています