星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

任天堂とDeNAの業務・資本提携を知って個人的な意見

任天堂株式会社と株式会社ディー・エヌ・エーの業務・資本提携合意のお知らせ

驚きました。しかし、これもゲーム業界での更なる発展のためなのでしょうね。

正直なところ不安の方が大きいですが、記者発表を読む限りはWii U3DSといったコンテンツへの力を削ぐわけではないようなので、少なくとも提供コンテンツへの影響はすぐには出ないかなと。

今回の提携で行われる(または行われないと約束してる)のは上記の三点。とりあえずある程度の不安要素は消えましたが、それでも気になる所はあります。

  • 任天堂IPを使ったスマートデバイス用ゲームが失敗する可能性が捨てきれない
    • ただキャラを置き換えただけで既存の様なゲームだったら確実に失敗するのが目に見えている
    • 任天堂側がある程度コントロールできれば可能性は減ると思っている
  • 任天堂IPを活かしきれるかがわからない
    • キャラクターはそのゲームのために作られるため、キャラだけ借りてきても意味が無い
    • 逆に言えば、そのキャラクターかつスマートデバイスならではのゲームを作る事が出来れば、成功すると思われる
  • そもそもDeNAが得意とする『コンテンツサービス型のゲーム』というのに拒否反応を示す人もいる
    • 購入者が自由に扱える『プロダクト』と提供側が自由に扱う『サービス』という違いが大きい
    • しかし、ここは任天堂が持っていないノウハウのため、上手くできればそれこそ一時のDeNAの様に大きな利益となる

岩田社長は絶対的な勝算を持って提携を決めたようですが、果たしてどう転がっていくか。