金曜深夜アニメ - 星と猫の数学

みくにゃん……

いよいよ卯月達の初めてのライブです。新人故に超が付くほどの緊張をして、この辺りは他のキャラや765プロのアイドルみたいに既にある程度キャリアを積んでいるアイドルとは大きく違います。

しかし、てっきり大きな失敗をしてしまうかと思ったのですが、無事に初ライブを終える事が出来ましたね。そういう意味でも『シンデレラ』ストーリーなのかも？

第3部屈指のギャグ回であるオインゴとボインゴの話です。あの手この手で承太郎達を暗殺しようとする二人の奔走が本当に面白い。承太郎の暗殺以外にもアレコレやりますが、最終的にそれが裏目に出るという始末です。実に哀れ……

って思ってたら、まさかのエンディングが特別仕様でオインゴとボインゴの歌になるとは！

団扇みたいにデブリをバサバサ扇いでも宇宙じゃ吹き飛ばない気が。自軍の現状もキチンと説明できてなかったり、アイーダは相変わらず抜けてます。

しかし、あまりキチンと見ていないせいもあるんですが、いまいち各勢力の対立関係がよくわかりません。まだ最初の宇宙海賊（アメリア）とキャピタルガードの小競り合いが物語的にはわかりやすかった。

ただ、その一方でこんな記事を読んじゃったので、「ああ、そういう意味で御大は『子供に見てほしい』と称したのかな」と思った次第です。敢えてこういう作風にすることで、逆に何年何十年と語れる、『何か』を考えられる作品にしたのかもしれません。全てを語る一般的な作品と違う所。

そう考えると、やっぱり富野由悠季という人は凄まじい才能の持ち主だと改めて実感させられます。本当の意味で『新しいモノを作れる人』だ。

明るいはずのシーンも設定やキャラの背景によってどこか暗さを感じさせます。ファフナーの設定が設定だから、新たな戦力が増えるという展開でも素直に喜べない。本当に苦しいなぁ……