星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

ウルトラマンオーブ 第9話「ニセモノのブルース」

にせウルトラマンオーブに変身してオーブの悪評を広めようとしたババルウ星人が、どういうわけか突然現れたテレスドンと戦ってしまったり、つい子供達を助けたりしてすっかりヒーロー状態になってしまうという事態に。

偽者であるはずのババルウ星人が子供達との交流で自身のイデオロギーが揺さぶられ苦悩するという展開は、宇宙人に個別の名前が与えられて個性的な人格を持つようになった近年のウルトラマンならではですね*1。初登場の時は卑劣な手段でウルトラマンレオを苦しめたババルウ星人が、まさかこのようにカッコよく活躍する日が来るとは。

*1:以前では同名の宇宙人が登場した場合、方向性こそ違えど役割はほぼ同様という事がほとんどでした。知能の無い怪獣は現在でもその方向性は変わりません。