ニチアサキッズタイム - 星と猫の数学

ネジルとチギルが虫歯になったのは、実は丑のボキャボット『デンタウロス』のマッチポンプによるものと判明、しかもデンタウロスにはモゲドリル星人が侵略（虫歯）しているためそれを解決しに縮小して向かう、という話でした。

……のですが、別にゲームネタがメインでもないのにゲームパロディが飛び交ってました。何でだ！

そしてさらっとボキャ美の正体が土星ババアの分身だと判明しました。どちらも新井里美さんだったのはただの一人二役ではなかったのか！

地球人には贅沢を禁止させ、自分は豪遊するダイカーンから人々を救うために、豪遊先である宇宙竜宮城に潜入して所持するリモコン操作を試みます……が、どう見ても往年のコント番組みたいなネタ状態に。というかこれ今回の脚本を書いた下山健人さんの腕と師匠の代表作の一つを混ぜた事によるカオス回だ！

オマケに相手の注意を逸らすために「女の子が必要→オトメキュータマ→ガルが女装」とどう見ても失敗かと思われた事が、実は好みドンピシャだったというネタまで。しかもガルが男だとわかった後もガルに告白するとは……宇宙人の好みは地球人には理解できません。~~というかガルも律儀にお断りしなくても。~~

バグスターとして復活した~新~黎斗。しかも倒されても99回は復活できる上にゲンム・レベル0の能力はレベルドレインと、身体能力的にはレベル99に劣りながらも厄介な能力を手に入れていました。全ては母親を失わないため、命をデータ化して復活できるようにするため。当然ながら「命は一つしかないもの」として

しかし唯我独尊的な黎斗がパラドの攻撃から守ろうとしたポッピーをかばい、更にポッピーを「私が産みだした命だ」と啖呵を切ったシーンは熱かった。これまで独善的で敵を作るような言動ばかりしていた黎斗の人間性を垣間見られて、ネタ的な意味だけでなくガチ的な意味でも好きになれそうです。

あきらの妹のみくがキラパティに来訪し、姉のためにお手伝いをしたりチョコレートケーキを作ったりと献身的。

OPの描写や度々語られた内容からみくは病弱だと思っていたのですが、こうして一人でキラパティに来られるくらいには大丈夫なのですね。とはいえあまり無理はさせられないと思うので、その辺が描かれた話もいつかやりそうです。