星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

おそ松さん 第8話「合成だよん/十四松とイルカ/トト子とにゃー」

合成だよん

デカパンが開発した合成装置を使ってダヨーンが色んな人を悪魔合体合成するという話です。合成された人々の姿がグロい……。というかこれ二つの意味で悪魔合体というつもりなんじゃないか。あと途中で身体が左右半分ずつ合成された姿はファイブマンの合身銀河闘士のパロディ?(深読み

十四松とイルカ

イルカになりたい十四松の話です……が、まさか(十四子以外の)じょし松さんと共演しただけでなく、あの1期唯一の感動回に登場した十四松の彼女が出てくるとは思いませんでした。まあさすがにパラレルな世界観なのか、十四松は特に何も言及していませんし1期の時とは違って随分とドS厳しい姿を見せていました。

何やかんやで努力の甲斐あってか、見事にイルカのように泳いだり芸を見せたり出来るようになりました……って、何だこの往年の城み○るの名曲みたいな挿入歌!?

トト子とにゃー

アイドルとしてライバル(多分)の二人がチビ太のおでん屋で鉢合わせするという話です。1期の時にも黒い一面を見せていた橋本にゃーですが、今回はその面が前面に押し出されていました。どっちの中の人も多くは可愛い女の子を演じる事が多いのに、どちらも口汚い……だがそれがいい……なんて言わないよあたしゃ。

anan (アンアン)2017/11/22[カラダにいいもの大賞/おそ松さん]

anan (アンアン)2017/11/22[カラダにいいもの大賞/おそ松さん]

アイドルタイムプリパラ 第34話「ガァララの森」

ガァララの時計塔に向かうために森を進む三人ですが、当然ながらガァララの妨害を受けます。

落とし穴に堕ちたゆいとらぁらはその中で横道を発見、進んでいったらゆいが更に穴に堕ちそうになります。それを一生懸命に助けようとしたらぁらが、ライブ時以外にも関わらず成長した姿になりました。ゆいのために一生懸命になったからか、一時的にバグが直ったのか、すぐに戻ってしまいましたし原因は不明です。何かのフラグなのだろうか。

その一方で今回の行動はみちるの夢もガァララが奪い去っていったと考えての事でしたが、みちるの夢はどうやら最初から無かった様子。この意味がわかるのは次回のようですが、どういう事なのでしょう。

金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 (1)

90年代に推理漫画ブームを生み出した片割れである『金田一少年の事件簿』。そのスピンオフはいくつかありますが、このスピンオフ作品は犯人視点で数々の事件を振り返るというギャグ漫画です。本編はシリアスな金田一の事件ですが、それらの事件のトリックを仕掛ける犯人達の苦労が描かれており、その犯人自身があまりの無茶苦茶さやアクシデントにツッコミを入れているのが見所です。

(以下当作のネタバレに注意。また作品の都合上、金田一本編のネタバレも含まれます。)

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スーパーヒーロータイム

キラキラ☆プリキュアアラモード 第40話「レッツ・ラ・おきがえ!スイーツキャッスルできあがり!」

前回のラストで復活したジュリオ(ピカリオ)のおかげで危機を脱したプリキュア達。その中で「(キラキラルの籠もった)スイーツを作れば元に戻せる」としてスイーツを作るも、グレイブ(および洗脳された町の人々)によって妨害されます。その状況を切り開いたのは、洗脳されなかった町の動物達。

「いちご坂の誰しもがスイーツが好きで、その気持ちがあればキラキラルの籠もったスイーツを作る事が出来る」という点がフィーチャーされた回でした。プリキュアの強化フォーム登場回でもあるのですが、その過程でプリキュア以外の人々(+動物や妖精達)の力を借りるという展開は本当に熱い。

ところで復活したリオの能力は当人が語っていたようにプリキュアの力と同等のようなので、実質的にプリキュアになったと言っても過言ではなさそうですね。まあ肝心の武器はグレイブに破壊されましたし、プリキュアオールスターズには参加出来ない番外戦士扱いでしょうけれども*1そしてメタ的にはよりプリキュアになれる可能性が強いビブリーが変身してほしいとも。

仮面ライダービルド 第11話「燃えろドラゴン」

前回ナイトローグにボトルのほとんどを奪われたビルド。残ったボトルがドラゴンとロックであり、それで変身出来るキードラゴンは戦兎に使いこなせるものではない。そのため残された対抗手段は、前回ハザードレベルが3.0にまで達した龍我が変身する事。しかし変身するには私怨や自分のためではなく、誰かを守ろうとする心(端的に言えば『正義の心』)が無ければ変身出来ないように戦兎がロックをかけていました。

上記のロックは戦兎が仮面ライダーたる信念を持つ故ですね。それに悪用を防ぐ意味もありそう。

そして満を持して龍我が『仮面ライダークローズ』に変身! その高い身体能力でスマッシュどころかナイトローグさえも圧倒しました。龍我の方が余程主人公らしい。自分のためではなく人々のために戦おうと奮い立つ様はまさにヒーロー!

宇宙戦隊キュウレンジャー 第38話「おっタマげ!危機9連発!」

ドン・アルマゲのいる南十字座のバリアを解除するために必要な4つの星座系の力を手に入れるため、ケフェウス座系に向かったショウ・ロンポー達。ここ最近司令として活躍出来ていないショウ・ロンポーが張り切るもことごとく空回りしてしまいます。

コメディリリーフな一面もあるショウ・ロンポーですが、司令という立場なだけあってキュウレンジャーのみんなをよく見ている事がわかる話でした。ぎっくり腰も抱えて実際に役に立っていない事が多い彼ですが、ここぞという時には活躍してくれるいいキャラです。今回の「味方(に化けたインダベー)と戦わされる」という展開も、彼でなければまず偽者と見破れなかった(というか捕まってなかった片割れのツルギは仲間になってから日が浅い上、性格上他のメンバーの事細かな癖まで覚えてはいない)でしょう。自分の情けない姿を見て怒るラプターとか、彼でしか使えない手ですし。

*1:プリキュアと同等の力を持つがプリキュアではない戦士は他にも『ふたりはプリキュア Splash☆Star』の最終盤に登場した満と薫の変身体があります。また現役でなかったり別地域で活動していたりするプリキュアもオールスターズには参加していません。

2017年10月期アニメ視聴、感想未記載分まとめ

戦刻ナイトブラッド

女性向けスマホゲームのアニメ化作品です。戦国時代のような異世界に召喚された主人公が、戦国武将と同姓同名のイケメンな亜人達とコミュニケーションするという内容です。

突飛な設定でもなくぶっ飛んだキャラクターでもないため、可もなく不可もなくといった印象です。とはいえ(最近増加傾向にあるとはいえ)まだまだ少ない女性向け作品の魅力はしっかり押さえているので、視聴を継続しています。

このはな綺譚

コミックバーズ連載漫画のアニメ化作品です。あの世とこの世の境にあるという『此花亭』という旅館で働く狐の少女達の物語になります。

(個人レベルならともかく)大きな諍いや鬱展開のない優しい雰囲気が全体に漂っているので、ARIAと同様のヒーリング系な作品という印象です。また元々は休刊になったコミック百合姫Sで連載されていたためか、百合描写がかなり多い。自分はそこまで百合属性はないのですが、属性のある人ならストライクな作品ではないでしょうか。

少女終末旅行

Web漫画サイトのくらげバンチで連載されている漫画のアニメ化作品です。文明が滅びた世界で二人の少女が旅をするという内容です。

二人の旅の目的は語られておらず(理由がない可能性も否めない)、文明崩壊後の世界観なのに二人のやりとりがほのぼのとしていて悲壮感が薄いという、不思議な雰囲気が漂っています。MAD MAX影響下作品と比べるとまったく真逆。ある意味日常系なのかもしれませんね。

タイムボカン 逆襲の三悪人

タイムボカン24の続編……なのですが、24では「教科書には記されていない意外な本当の歴史『真歴史』を求めて過去へとタイムトラベルする」という筋書きだったのが、クレームでも付いたのか「歴史上の人物を訪ねて様々なエピソードを知る」というものに変更されており、更に構成がどこかバラエティ番組っぽくなっています。

とはいえタイムボカンらしい明るいノリとパロディは健在であり、またタイトルが示すように今作は三悪の方が主役のような扱いを受けています。バラエティ番組っぽいノリさえ気にしなければ、これまでのように楽しめています。

宝石の国

アフタヌーン連載漫画のアニメ化作品です。人間を始めとしたほとんどの生物が滅び、代わりに『鉱石』が人間のような姿となって地上を闊歩しているという独特な世界観での、『宝石』達の物語になります。

上記の設定がとにかく衝撃的で、彼ら(ただし宝石であるため性別は存在しない)は身体が砕ける事もあり、それでいて(表現が正しくないかもしれませんが)死ぬ事もないという設定が斬新です。また物語も緩やかな時間が続いたかと思ったら、宝石達を襲う月人という存在によって急転直下するというジェットコースターのような展開が幾度もあります。おかげで引き込まれると言うより(いい意味で)殴られているような感覚に陥ります。

ラブライブ!サンシャイン!!(第2期)

去年に放送されたラブライブ2作目アニメの第2期です。1期では憧れのスクールアイドルになる姿が描かれ、今期は(1期に提示された)廃校の危機に改めて向き合う事になります。

1期は1作目を意識したような展開や演出が多く見受けられましたが、今期は2作目独自の展開を行おうとしているように感じられます。1作目ではあっけなく廃校を回避出来たのに対し、2作目は本当にギリギリの所まで追い詰められ、これを書いている時点ではとうとう廃校が決定してしまいました。奇跡を起こせなかった彼女達が、それでも同じ学校の生徒達の後押しを受けて改めてラブライブに挑むようです。

アイドルマスター side M

ソシャゲ版アイドルマスター第3弾で、女性向けアイマス作品のアニメ化になります。男性アイドルを扱っているという点の他、『理由あって、アイドル!』のキャッチコピーの通り、ほとんどのアイドルが前職有りという点が他のアイマスと異なる点ですね(もちろん、他のアイマスでも前職有りなアイドルはいますが)。

前職有りという設定によって前2作とはまた異なるアイドル像を描いている上、男性故のエネルギッシュなキャラクター達がまた魅力的。更に今回アニメにアイドルとして登場出来なかったキャラクターも脇役として登場するというサービスも有り、今作も評価が高そうです。

ブレンド・S

まんがタイムきららキャラット連載漫画のアニメ化作品です。ウェイトレスがそれぞれ異なる『属性』でもってお客を迎える風変わりな喫茶店『スティーレ』で、本人はその気が全く無いのに目つきの悪さと天然さから『ドS』キャラになってしまう主人公とその同僚達が活躍する物語です。

きらら系列では数少ない、メインキャラに男性が存在し、かつ恋愛をしっかりと描いている漫画なので個人的に元々評価が高かったのですが、アニメも安定したクオリティで安心して楽しめています。何かと類似点が多いWORKING!!と比較されているようですが、どちらも面白いですしストーリーのベクトルが異なるのでどちらも楽しめます。

鬼灯の冷徹(第2期)

モーニング連載漫画のアニメ化作品の第2期です。色んな意味で日本的な地獄の日常を描いたコメディ作品になります。

アニメ1期が非常に面白かったので原作を全巻大人買いしてしまったほどにハマったので2期も楽しみにしていましたが、期待を裏切る事のない安定した面白さ。原作以上にパロディや(著作権的な意味で)危険な描写があるのも相変わらずでいいですね。