星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

キラキラ☆プリキュアアラモード 第41話「夢はキラ☆ピカ無限大!」

リオが完全復帰していい状況に、と思いきや深夜のいちご坂でスイーツのキラキラルが奪われるという事件が多発、その犯人がリオではないかと疑われます。

ノワールの配下だった頃やシエルに嫉妬していた事がどうしても残り続けているリオの心ですが、その心を溶かしたのは成長したシエルの想い。おかげで立ち去ろうとしていたリオも思いとどまり、これでシエル周りの問題は完全解決でしょうか。リオの屈託のない笑顔が眩しい!

仮面ライダービルド 第12話「陰謀のセオリー」

滝川がスパイだと明かされ、その意図が政府とファウストの繋がりを明らかにする事と語られました。今までのスパイ活動のせいで、過去話が素直に信じられない。

その一方で(偽りの)身の潔白を示そうと政府がファウスト壊滅作戦を実行、その人身御供にされたのは、幻徳の秘書である内海でした。今まで感情があまり読めなかった彼ですが、戦兎にファウストの隠していた地下室の存在を明らかにしたり、ビルド(戦兎)と退治した時に心情を吐露したりと、どうやら幻徳のやり方に心からの賛同はしていなかったようです。逆らえず黙って付き従っていた彼にも非が無いとはいえませんが、悲しい人でした……。

宇宙戦隊キュウレンジャー 第39話「ペルセウス座の大冒険」

暴走したあげく連れ去られたチャンプを助けるためにスティンガー達がダイボウケンを繰り広げる……って、何故にファンタジーRPG!?

これを仕掛けたのは、チャンプを造ったアントン博士。彼は自信の『正義の心』が疎ましくなったために自らを機械の身体に移し替えたものの、正義の心が残った生身の方のアントン博士がチャンプを連れて脱走したというのが真相だったようです。

しかしピエロ(遊び人)な格好になってしまって役立たず状態に陥ったスティンガーですが、その心を込めた歌(という名の説得)によってチャンプの暴走状態を止め、自身の針で暴走回路を破壊する事に成功しました。言動がコミカルになっても根っこはしっかり熱い。

これで南十字座のバリアを破る力はあと一つ……って、次は何で野球!? カンフー映画といいRPG+ミュージカルといい、何故こんなバラエティ豊かな事になってるんだ!

ウルトラマンジード 第21話「ペガ、家出する」

ちょっとしたハプニングでペガが貴重なドンシャイングッズを壊してしまい、それをきっかけにリクとペガがケンカしてペガが家出してしまうという話です。貴重品なのはわかるけど大人げないリク。

ペガが主役となった話であり、リクとペガの出会いも描かれました。ペガはどうやら親に言われて旅に出た所、移動用のカプセルが壊れて地球に留まるしかなかった状況だったようです。家がどこにあるかもわからない状態だと語っていましたが、もしかしたら……。

ジードの世界がM78星雲のある世界だという公式設定はありません*1が、ペガの故郷が同じペガッサシティだとすれば宇宙を彷徨っているので「家がどこにあるかわからない」という発言も理解出来ます。また『ウルトラセブン』に登場した際には、ペガッサシティが地球と衝突する危険がありやむなくウルトラ警備隊がペガッサシティを破壊する事態になっていました。そういう意味で交信が取れないのだとすれば、ペガは自身の考えている以上に悲惨な境遇になっている可能性もあります。まあ、確証を得られるものが何も無いので推測にしか過ぎませんが。

*1:監督曰く「M78星雲のある世界を意識した世界観」との事ですが、あくまで一スタッフの発言という形なので正式なものではありません。

トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察 第33話「不思議の基地のかすみ」

ゴウがどこかに向かうのを偶然目撃したかすみが、開きっぱなしになっていた移動用シュートから機動救急警察基地に迷い込んでしまう、という話です。しかもそこには依頼で機動救急警察に忍び込んでいたあの女怪盗もいるという、別要因で外部の人間が二人も迷い込む事態。

前回の邪悪AI潜入によって基地のセキュリティにかなり穴があり、こんな事になってしまったのですね。きっと万全の状態ならこういう事はない……と言いたいですが、ゴウが常にセキュリティホール状態だからなぁ。幸い?かすみの方は熱にうなされていた状態だった事もあって夢の中での出来事と思わせる事が出来たようですが。

しかし一方の女怪盗が潜入した依頼というのがあの邪悪AIによるものであり、基地内のコンピュータにブラックチップを挿す事だったので、再び前回のような危機が襲う事が……。

ドリフェス!R 第8話「DearDreamファンミーティング!!!!!」

一皮剥けたDear Dreamの5人が、自分達の成長した姿を見せるためにもファンミーティングを行う事が決定しました。しかし練習の段階から5人の息が合わない、本番当日も豪雨になる等のハプニングが連続します。

この1話だけでいろんな問題(それこそもっと話数があれば2~3話くらいに出来そうな程)が起きたので、実に濃い内容でした。というかドリフェスは毎回濃いんですけどね! しかもラストは感極まった奏が「生まれてきてよかったーーー!!」と織田裕二ばりに絶叫し、視聴者共々他の4人が一瞬呆気にとられたのには笑いました。それくらい今の状況が嬉しかったのでしょうけど、大げさですね。

しかしファンミーティングの司会が、まさかの白石稔(もちろん本人役)には驚きました。らき☆すたと同名の役*1で、全然関係の無い作品なのに本人と同名の役をやるとかどんな確率だ!*2

*1:らき☆すたの方はあくまで『白石みのる』というキャラクターであり、本人役とは若干異なりますが。

*2:この作品や白石稔さんとは無関係ですが、世の中には『弟と月面で世界の運命を賭けてカードゲームで対決する兄』という特殊すぎるシチュエーションのキャラをそれぞれ別の作品で演じた事がある声優もいたりします。こっちもどんな確率だ。

魔法陣グルグル 第20話「抜け出せ!レフ島!」

レフ島編です。オープニングからこれまでと異なる雰囲気が出ていますが、それが今回の『異変』を表しているようです。次の大陸に向かうために立ち寄ったはずなのに、何故かこの島で同じ事の繰り返し。そこに現れた悪魔が「何者かが時間を止めている」と告げてきたため、何とかして脱出しようとククリ達は奔走します。

今回の話は、言ってしまえば「いつまでも変わらないでいる事」と「例え失敗や挫折を繰り返しても前に進む事」のどちらを選択するか、が重要な鍵となっていました。グルグルという物語に対してだけではなく、何に対しても言える事ですね。正直年月を重ねると前者を無意識に主張している輩が多い事に気付いてうんざりする。

……ところで今作は原作の話を2クールにまとめるためにカットしたりかなり速いテンポで進めたりしていますが、今回のレフ島編は特に改変が目立ちました。ミウチャとの出会いやレフ島によった理由がバッサリカットされてますし、『攻略本』ネタも無くなっています。それでも前後の話が繋がるよう、レフ島編でのテーマが変わらないようまとめ上げたスタッフの手腕は素晴らしい。