星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第38話「幸せチャージ!ハッピーハロウィン!」

ハロウィン回です。ハリーのリアクションから、ハリー達の未来ではハロウィンは存在しない(あるいはそれどころではなかった)様子。

その一方で、リストルがダイガンをクライアス社に呼び戻そうと(以前にアンリを勧誘していた時と同様に御甘言で行動していました。ちょうど今の仕事に不満を持っていたのもあり、それに乗せられてダイガンが猛オシマイダーを発注します。典型的なダメオヤジサラリーマン……。しかし、ダイガンが退社したきっかけはトラウムの攻撃で重傷を負ったからなので直接見捨てられたわけでもない上、リストルの言葉で「必要とされている」と思い込んだためにあっさりと乗ってしまったのでしょう。故に戦闘後にパップルから褒められた事で、あっさりと元の鞘に収まったわけですね。

しかしプリキュアはそれを利用して『プリキュアショー』と称し、混乱を収めた上に逆に盛り上げました。そしてさらっと猛オシマイダーの浄化に巻き込まれていたダイガン。ハロウィンパーティーを潰されないための上手い手段ですね。こういう所が実にヒロインならでは。

仮面ライダージオウ 第9話「ゲンムマスター2016」

ゲンム編オーズ編です。オーズの話なのに最初に登場するゲストキャラは、エグゼイドのキャラクターであるあの壇黎斗。アナザーライダーとなった今回は日本からの独立宣言をして文字通りの王様『壇黎斗王』を名乗ります。ツクヨミに「ヤバい」と言わしめるほど狂った言動も健在。

同じ『魔王』になりたいソウゴが黎斗王に接近、一方のゲイツはアナザーオーズが落としたゲンムのライドウォッチから2016年に飛んで倒そうとすると、それぞれのやり方で事態を追っていきます。そして前回のウィザード編同様に二人は衝突、ゲイツはますますジオウへの怒りを燃やします。ソウゴは何か考えがあって敢えて戦っていたようですが、その真意が明かされるのは次回でしょう。

そして本来のオーズの変身者である映司は国会議員として登場、同じくオーズ委のヒロインだった比奈(今回は壇ファウンデーションの服飾担当として登場)と出会いましたが、果たして彼はどんな役割を持っているのか。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第38話「宇宙からのコレクション」

宇宙に隠されていたコレクション『ビクトリーストライカー』を巡り、ルパンレンジャー・パトレンジャー・ギャングラーの三つ巴です。

コレクション争奪戦の一方でノエルとパトレンジャーとの信頼関係も描かれていましたが、例え立場が微妙なノエルだろうとパトレンジャーがパトレンジャーである限り助けるという姿勢はまさにヒーロー。今回のコレクションがまたしてもルパンレンジャー側に回りましたが、パトレンジャーが『旧来のヒーロー』をモチーフとしているならば逆に「戦力増強は少ないが最後まで戦い抜く力を持つ」という点を示しているとも言えますね。

更に今回はルパンエックスもパワーアップ、『スーパールパンエックス』となって(巨大戦闘員の一種である)ゴーラムを撃破しました。これまで強化形態が登場した事はありましたが、初めて披露したのが追加戦士というのは初の事態です。次回はルパンレッドが強化形態を披露!

土曜朝アニメ

ゾイドワイルド 第17話

前回の続きです。アラシを賞金首として差し出す事が出来ず、フォアグラに反抗するペンネ。そんな彼女を仲間として放っておけず、アラシは助けに向かいます。そんな熱いシーンをペンネが仕込んだ毒のせいで激しい腹痛を起こし、文字通り水に長そうとして台無しにするアラシ。

そんなアラシによって助けられ、子供達のために共に戦う事を決めたペンネが、スコーピアのワイルドブラストを手にする展開は実に熱い。ようやく本当の仲間としてペンネがフリーダム団に加わった瞬間ですね。

フォアグラは四天王なだけあって倒す事は叶いませんでしたが、それでも五体満足で撤退できるほどには対抗できていました。パワー系の相手だったので搦め手が得意なスコーピアは相性が良かったと言えるでしょう。

新幹線変形ロボ シンカリオン 第42話

前回の誕生日回でグランクラスに乗る事になった一同。何故か出だしがタモリ倶楽部のパロディとか、子供にはわからないだろ。当然ながらハヤトはグランクラス若干孤独のグルメ風に、仲間達を置いてけぼりにして思い切り堪能します。

ハヤトの鉄ちゃんぶりがまたしても全開だった話でしたが、その一方でゲンブが『対話』のために動き出した話でもありました。日常回と思わせておいて、着実に終わりに向けて話が動いています。

ウルトラマンR/B 第17話

ダダ星人が「大御所様」と呼ぶ宇宙人を間違った日程を伝えてしまったピグモンの尻拭いのためハロウィンに便乗してアサヒ達を巻き込んでもてなす騒動の話です。ご丁寧にOPもハロウィン仕様!

サキを説得するというか自分のペースに乗せるアサヒという展開もあったものの、今回は全体的にコミカル。ダダ自信がそうだというのもありますが、他にも『変身アイテムと手に持っていたものを間違える*1』『敵の攻撃で頭が燃える*2』というファンには有名なネタのパロディをしており、笑える一話となりました。

ところでダダ星人が言っていた「大御所様」ですが、その正体は何と『ブースカ』。元々はウルトラシリーズに関係のない(同じ円谷プロ作品の)『快獣ブースカ』の主役でしたが、円谷プロウルトラシリーズという現状もあって稀にゲスト出演していた彼が、R/Bでもゲスト出演するという快挙を得ました*3。元々人間達と仲良くしていた彼が「みんなが友達」というモットーを掲げて活動している姿を出してきたのは、昨今のウルトラシリーズにピッタリですね。

……しかしこれでサキとの関係が良くなるかと思いきや、アサヒの助言を理解してか否か、笑顔で「来る怪獣に対策するため、2ヶ月後に地球を消滅させる」と宣言。いきなり訪れた危機的状況に、カツミとイサミ、そしてアサヒはどう対処するのか。

*1:初代ウルトラマンにあった「カレーを食べている最中に出撃、スプーンとベータカプセルを間違えてかざす」というシーンのパロディ。

*2:ウルトラマンタロウにて、バードンの攻撃でゾフィーの頭が燃えたシーンのパロディ。

*3:さすがに原作のブースカではないと思われます。もし原作のブースカなら最終回の出来事に言及してるはずなので。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第37話「未来へ!プリキュア・オール・フォー・ユー!」

プリキュア客演回の後半です。

今回は初っぱなから戦闘してくれ、更に前回時を止められた残りのプリキュアも駆けつけた上で各プリキュアの技もクロスしつつ見せて魅せてくれる豪華な展開!もはやお馴染みとなった初代プリキュアの壁着地やラッシュも健在。さすがに全員分のキャストは揃いませんでしたが、それを補うかのように教頭の組み合わせもイメージや属性(色)の組み合わせで魅せてきます。更に更に、トラウムへのトドメとなった新アイテムでの決め技『プリキュア・オール・フォー・ユー』ではプリキュアに縁のある人々やゲストプリキュアの姿まで!*1

映画の宣伝も兼た話でしたが、新アイテムの登場やトラウムの退場もありイベントが盛りだくさんでした。ここまで豪華な話になるとは……!なのに原画が3人ってどういう事なの……?

仮面ライダージオウ 第8話「ビューティ&ビースト2012」

ウィザード編の後半です。サブタイトルは魔法少女ビーストの事ではない。前回の出来事によりツクヨミが眠ってしまい(≒危害を加えられてしまい)、ますます険悪になってしまったソウゴとゲイツ。どうにかしようとソウゴはウォズの力も借ります。

これまでもそうでしたが、ただアナザーライダーを倒せば解決するという問題ではない*2のでソウゴの行動の方が正しかったですが、ゲイツはそもそも50年後の未来から来たために焦っていた(+目の前にいるのが憎き相手だった)面もあって考えに至らなかったのが表れていました。ゲイツもその事を痛感したと思われますが、簡単に解決する問題ではないので心中複雑でしょう。

次回はオーズ編……なのですが、何とエグゼイドに登場した壇黎斗神改め壇黎斗王*3がアナザーオーズになるという驚きの展開ながらも納得のいく展開に。エグゼイドの物語は戦いの影響でなくなっているので仮面ライダーゲンムではありませんが、それでもあの狂った言動なのだから何があってもブレない人ですね。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第37話「君が帰る場所」

ギャングラーの特殊能力『強制帰宅ビーム』により、まともに戦えないルパンレンジャーおよびパトレンジャー。二組はそれぞれ一時的にキャンプする(≒帰宅場所を背負う)事で対策を取る事に。

しかし唯一ビームが効かなかった魁利は、他の二人と違ってジュレ(現在の寝床)が『帰るべき場所』ではない、つまり他の二人の事もあくまで協力関係であるだけだと認識しているわけで……ルパンマグナム入手での事といい、彼の業はかなり深い。彼の闇を照らすのは圭一郎なのでしょうけど、それが出来るのは果たしていつの事か。

*1:ゲストプリキュアは、プリアラ終盤に登場したキュアペコリンを皮切りに、(下半身だけだけど)キュアモフルンやオールスターズ映画限定だったキュアエコー、ハトプリでブルームの祖母であり伝説のプリキュアであるキュアフラワー、ハピプリの世界のプリキュア(一部)、更にはプリキュアSSの終盤に登場した満と薫の変身体と、わかる人にはわかる細かさ。

*2:特に今作は問題の中心人物が怪人(アナザーライダー)になっているため、殊更倒せば終わりではない。

*3:神より位が低いはずの王になったとはこれ如何に……と言いたいですが、『魔神英雄伝ワタル』でも主人公機『龍神丸』の強化形態が『龍王丸』だったりしたので、あまり気にしない方がいいでしょう。

土曜朝アニメ

ゾイドワイルド 第16話

ペンネの事情が詳細に明かされ、デスメタル帝国との繋がりが明らかになってアラシと対決します。

故郷の子供達のためとはいえ、苦渋の決断と裏切り者の汚名を受けてまで賞金稼ぎをしなければならなかったペンネの叫びは非常に痛々しい。事情を知ったアラシがペンネのために立ち上がりますが、そんな真っ直ぐなアラシを見たペンネは……。

全体的に明るい作風なゾイドワイルドですが、ベーコンの決死の戦いといいペンネの事情といい、シリアスで重い話も持ってきていい起伏が作られていますね。ペンネとの絆も今回と次回の話で強く結ばれそうです。

新幹線変形ロボ シンカリオン 第41話

ハヤトの誕生日プレゼントを決めるためにハヤト以外の子供達が東奔西走します。妙な演出が入ってるのはギャグなのか。

ハヤトの人となりが周囲の目線から改めて強調された話ですが、こうして振り返るとハヤトが並大抵ではない鉄ちゃんだというのを思い知らされますね。路線図も時刻表も不必要なほどの知識量って……。そのせいでどんなプレゼントにするのがいいか悩むハメになるのですが、最終的にハヤトの生まれた年月の時刻表にしていました。確かにこれならプレゼントにふさわしいですね。とはいえ大人達が用意した「みんなでグランクラスに乗る」の方がテンション爆上げだったけども。

ウルトラマンR/B 第16話

アサヒが自分自身が何者かについて悩み、家出してしまい湊家は一大事。その一方でアイゼンテックも愛染ことチェレーザが(物理的にも)追い出され、サキに乗っ取られます。

例えアサヒが何者であろうとも、紡いだ絆は本物だとして力に変える。血のつながりだけが家族ではないという美談ですね。またアサヒの心情がサキにも影響を与えている……と思われますが、それをよそにサキの計画も着々と進んでいる様子。果たして彼女は何を企んでいるのか。そしてチェレーザはもう出て来ないのか。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第36話「フレフレ!伝説のプリキュア大集合!!」

伝説のプリキュア達の豪華客演回! 冒頭からプリアラが登場し、更にまほプリも続けて登場と、近年の三組が早速そろい踏み。しかもプリアラとまほプリの二組は登場時には成長した姿というサービス(ただしすぐにトラウムによって放送当時の姿にされた)付き。この三組が互いに(えみるとルールー以外)顔見知りだったので、どうやら春映画を踏まえた展開の様子*1

今度の映画の宣伝を兼ねての客演回です……が、プリキュア(+妖精)以外にまさかブンビーまでゲスト出演するとは思いませんでした。確かに5GoGoで再登場したりオールスターズでカメオ出演するほどの人気キャラですが!

しかしトラウムの作戦は今回だけに留まらず、次回にも続きます。時が止まってしまい今回登場した以外のプリキュアが文字通り動けなくなった状態を打破するのは、やはり初代の三人か。

仮面ライダージオウ 第7話「マジック・ショータイム2018」

ウィザード回です。提供での『魔法つかい』表記は直前の番組意識しただろ。まるで魔法のような手品を披露する手品師の事を知り、案の定アナザーライダーだったために問答無用で攻撃するゲイツ。しかし(その時点では)何も悪い事はしていない彼をソウゴはかばい、二人は対立します。

ある程度ウォズが扇動したというのもあるものの、改めて二人の考えの違いが浮き彫りになりました。いつものパターンだとそれを乗り越えて二人が正式に手を組むという事になりそうですが、果たしてどうなる事やら。

……それにしても、今回は仮面ライダービースト役だった永瀬さんがゲスト出演のはずが、画面に映ったのは首から下だけという。いやこれ本人かどうかわからないじゃん!

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第36話「爆弾を撃て」

ギャングラーの能力により『うっかりミス』を誘発させられるようになってしまった咲也は叱られて落ち込んでしまい、更にセールスマンからもらったネックレスが実はギャングラーが用意した爆弾用エネルギー送信装置と判明し、圭一郎は怒るに怒れなくなってしまいます。

おだてられると調子に乗る褒められると伸びるタイプで逆に叱られると激しく落ち込む咲也がうっかりミスを誘発させられて悪循環を起こし、激情家である圭一郎が装置により自制しなくてはならなくなり、と絵面はコミカルながらもかなりのピンチ。それでもそのピンチを互いの信頼で乗り越えるのがパトレンジャーですね。いい意味で昔ながらのヒーローらしい話でした。そして今回も圭一郎の百面相を楽しめた。

*1:更にそれ以外にも私生活面で顔見知りだったりしてるようです。