星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第5話「宙を舞え!フレフレ!キュアエトワール!」

前回飛ぶ事への恐怖からプリキュアになれなかったほまれが、紆余曲折を経てついにプリキュアになりました。

過去のトラウマが全て明かされたわけではないのは、今後の成長を描くためでしょうね。今回はあくまではなやさあやからの言葉で意識に少し変化が生じ、「もう一度飛びたい」という気持ちが生まれたというプロセスによってプリキュアになれたわけです。しかし未来を絶望視していた状態から、もう一度希望を取り戻せたのは非常に大きな一歩です。

仮面ライダービルド 第25話「アイドル覚醒」

美空が謎の力を発揮した事で、火星の超古代文明についてめっさ久しぶりに触れました。戦争編が終わったらその辺りの言及が増えていくのでしょうか。

後半は西都(というか難波重工の)スパイのあぶり出しを行いました。それぞれに偽の情報を流す事で特定した……までは良かったんですが、現れた場にローグがいなかった事を懸念していなかったのが仇となり、本来の隠し場所にローグが現れてフラグを立てていた赤羽が死亡。ローグとの再戦も結局ハザードフォームの暴走で敗北し、ついにパンドラボックスを奪われる事態に。詰めが甘かったせいで犠牲が出た上に逆転を許すのはとても褒められません。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第4話「許されない関係」

人々が次々と行方不明になる事件を追う、パトレンジャーがメインの話でした。つかさが実は可愛いもの好きというよくあるパターンだがそれがいいのが明らかになり、キャラとしての魅力が深まっていますね。

しかし人々を転送するための手段が「抜いた歯(サメ型怪人なのですぐに生え替わる)に触れる事」というものであり、それを可愛いぬいぐるみにカモフラージュしていたという事が巨大戦で判明。「ぬいぐるみに頬ずりすると転送する」という所までは良かったのですが、それをしったつかさが大ショックを受けていて笑いました。そのシーンだけでもコミカルだったぬいぐるみに対しての独白が、後から破壊力を増すという妙。

パトレンは重い過去を持たない分、キャラとしての親しみやすさがどんどん増していっていいですね。圭一郎も決して猪突猛進の熱血馬鹿というだけでなく、案外洞察力や推理力があるという面も描かれていました*1し、やはり良い意味で昭和戦隊的な印象を受けます。

*1:これまでにも強い正義感や後輩を思いやる心が描かれていたので、決して馬鹿キャラではない事はわかっていましたが。