星と猫の数学

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Zshの使い方(1) セットアップ

Zsh

Linuxでは端末から様々な操作をする事ができ、時にはGUIでの操作より手早く処理を行う事が可能です。その端末上での操作を行うためのインタフェースが『シェル』です。
Ubuntuではデフォルトのシェルは『Bash』というものが使われています。これも十分便利ですが、更に便利(らしい)な『Zsh』というものを使います。

Zshのインストール

  1. 端末から以下のコマンドを入力し、Zshをインストールする
sudo apt-get install zsh
  1. 端末に「chsh」コマンドを入力する
  2. パスワードを聞かれるのでログインしているアカウントのパスワードを入力する
  3. 使用するシェルのパスを聞かれるので、「/bun/zsh」と入力する
  4. 端末を再起動する

設定ファイル(2013/04/13現在)

Zshの設定はホームフォルダ直下の「.zshrc」ファイルに記述します。個々の設定の意味は後々に説明するとして、とりあえず以下の設定を行ないます。

HISTSIZE=1000
HISTFILE=~/.zhistory
SAVEHIST=1000

PROMPT='%n@%m%% '
RPROMPT='[%~]'

setopt auto_cd auto_remove_slash auto_name_dirs
setopt extended_history hist_ignore_dups hist_ignore_space prompt_subst
setopt extended_glob list_types no_beep always_last_prompt
setopt cdable_vars sh_word_split auto_param_keys pushd_ignore_dups

bindkey -e

zstyle ':completion:*' format '%BCompleting %d%b'
zstyle ':completion:*' group-name ''
zstyle ':completion:*' list-colors ''
autoload -U compinit && compinit

export LS_COLORS='di=34:ln=35:so=32:pi=33:ex=31:bd=46;34:cd=43;34:su=41;30:sg=46;30:tw=42;30:ow=43;30'
alias ls="ls --color=auto"

設定ファイルの反映は端末の再起動でも可ですが、以下のコマンドを実行しても設定ファイルの内容が反映されます。

source .zshrc

セットアップ完了

次回からZshの使用方法を書いていきます。

zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)

zshの本 (エッセンシャルソフトウェアガイドブック)