ウルトラマンジード 第25話「GEEDの証」
ついにベリアルとの最終決戦です。AIBの作戦が失敗し、ゼロが窮地に立たされる中でジードも出撃、しかしロイヤルメガマスターの力でもベリアルには叶わず。そんな中ウルトラの父が急遽現れてベリアルを押さえ込むも、それも一時しのぎにしかならないという状況です。ゲスト登場するウルトラマンがかませ犬になる法則がまだ続いていたとは……*1。
それでも諦めないリクとライハがベリアルと伏井出に立ち向かい、そこであらゆるウルトラマンやキングの奇跡によってジードの全フュージョンライズ形態が並び立ちました。その時不思議な事が起こった!
それによってベリアルを追い詰め、異次元に飛び込んでの二人での決戦はある意味あり得なかったはずの『親子のコミュニケーション』だったのかもしれません。ベリアルの想いを感じ取ったジードは、この戦いとベリアルの憎しみの連鎖を終えるためについにベリアルを撃破します。
今までのウルトラシリーズ以上に人間ドラマが重視された物語で楽しませてくれたジードの物語も、ひとまず終了。ベリアル自身の物語もひとまず区切りがついたのかもしれません。ベリアルの事なのでまた復活するかもしれませんが、その時は再び敵として立ちはだかるのか、それとも?
余談
ウルトラの父の登場時のシーンやゼロの帰還のシーンから、素直に受け取れば公式としてはやはりジードの世界はM78星雲の世界とは別と見ているようですね。近年はウルトラマン単独で別次元に渡る事が出来るとはいえ、基本的には光の国に居続けているウルトラの父がベリアルの事を放置して別次元に出動しているとは考えにくいですし、ゼロもこれだけの大事件を光の国へ報告も無しにまた別の次元に旅立つという事はしないでしょう。
だとすればこの世界だとギエロン星もペガッサシティも健在である、かも?

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個人的な事
ギンガ以降のウルトラマンは人間ドラマ重視な物語が増えてきており、いずれも高いクオリティで人気を博しています。ただ自分は従来の一話完結でSF色の強いスタイルの方が好きなので、次の作品は(近年で言えば)ウルトラマンXのような路線がいいな、と思っています。あるいはいっその事ウルトラQ。