星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

キラキラ☆プリキュアアラモード 第45話「さよならゆかり!トキメキ☆スイーツクリスマス!」

クリスマス回かつゆかり回です。いつも気まぐれで普段は積極的に何かをすることは見られないゆかりが、珍しくクリスマスに向けての意見を出してきました。更にシエルからより完璧なマカロンの作り方を教えてもらったり、マカロンでキラパティの装飾をしたりと、今までにない積極さを見せてきました。

それらはゆかりにとって今までの総決算であり、また留学するためにはなむけとして行ってきたもの。何でもできるが故に乾いた毎日を過ごしていたゆかりが、いちかと出会ってからは「ときめき」を伴った楽しい毎日になっていた感謝の気持ちも込められていたのでしょう。そちらの描写が重視されていたため、これまで一時的にでも優位になっていたエリシオが終始圧されていた事態に。

プリンセスプリキュア以前は無意識に「いつまでも皆と一緒」という雰囲気を作っていたプリキュアですが、真摯に『夢』と向き合ったプリンセスプリキュア以降は「いつかは別れる時が来る(かもしれない)」という事を描いてきていますね*1

仮面ライダービルド 第16話「兵器のヒーロー」

戦兎が実は葛城だった事や葛城殺害事件の真相が明かされ、戦兎・龍我・美空のそれぞれに衝撃が走りました。特に龍我は自分がはめられた事や恋人が死んだ(間接的な)原因であったために強い怒りを戦兎にぶつけます。こんな悲しいライダーバトルなんて……。ただしその怒りは戦兎にというより、記憶が無い戦兎を責めても仕方ないのに感情が抑えられない自分に対しての様子。龍我は本当にいい意味でも悪い意味でも馬鹿。

一方の戦兎は当然ながら自分が全ての元凶だと知って戦意を喪失するも、龍我によって「『仮面ライダー』となって人々のために戦ったのは、他の誰でもない『桐生戦兎』だ」と気付かされ、再起しました。例え元凶だったとしても、ヒーローごっこをやらされていたとしても、人々のために戦う決意をした心は本物。そんな戦兎は間違いなくヒーローです。

しかし再起したのも束の間、今回襲ってきたスマッシュが実は北都によるものと明かされ、更に北都との戦争状態に入った事を幻徳から知らされます。そして暗躍する北都のライダー……。ついに恐れていた戦争が始まってしまいます。

ヒーローものにおける世界の危機は個人レベルの戦いから延長して描写されている事が多いのですが、今作はかなり順当なスケールアップで世界が危機に向かっています(特にフィクション的とはいえ政治の描写があるので説得力がある)。これがまだ1クール強の展開とはとても思えません。

宇宙戦隊キュウレンジャー 第43話「聖夜に誓うヨッシャ、ラッキー」

プラネジューム爆弾を止めるため、決戦です。

ツルギは前回ドン・アルマゲから誘いを受けて単身で直接ドン・アルマゲと対峙しますが、そこでドン・アルマゲの正体を明かされますが……その口調から察するに、おそらくツルギがよく知る『彼』と思われます。しかしそれが果たして今までと同様に乗っ取られているだけなのか、それとも別の……?

一方のラッキー達はアスランと対決の末、獅子座の奇跡もあってついにアスランを解放しました。しかしドン・アルマゲが死に際にブラックホール発生装置を壊していったため、アスランが残って直接操作する事に。ようやく親子の時間が取り戻せたかと思ったら、すぐに別れとなってしまったのが悲しいです。

ドン・アルマゲの目的を阻止出来たとはいえ、まだ野望は潰えていない様子。正体の事もあって気になる要素がまだまだ残っています。

キラキラ☆プリキュアアラモードボーカルベストアルバム スイート☆エチュード☆アラモード

キラキラ☆プリキュアアラモードボーカルベストアルバム スイート☆エチュード☆アラモード

*1:魔法つかいプリキュアでは最終的に再会していますが、それでもその前までは別れを強く描写していました。