星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

プラネット・ウィズ 第1話

惑星のさみだれ』の作者が原作を務めるヒーローアニメ(ロボットアニメ)のようです。ただし主人公はヒーロー側と戦う立場であり、第1話時点では何故戦わないといけないのか不明な状況です。その理由は彼の失われた記憶にあるようですが、一体何があるのでしょうか。ヒーロー側も一見すると真っ当な存在に見えますが、主人公が記憶を思い出した時に激昂していたのであちらにも何かあるようです。

対象年齢の高いヒーローものというと高二病的なひねた物語になる事が多いですが、この作品はそういうのではなさそうですね。ヒーローと対立しているけれども悪というわけではなく、かといって第三勢力とも言いづらい*1主人公が何故戦うのか、彼の失われた記憶に何があるのか、とりあえず続きが気になります。

*1:ヒーローが戦った相手とは一切関わっていないため。少なくとも1話時点では味方なのかも不明。

スーパーヒーロータイム

HUGっと!プリキュア 第23話「最大のピンチ!プレジデント・クライあらわる!」

オープニングがマイナーチェンジし、えみるとルールーが追加されたシーンが入りました。サビの部分は三人のままだけど。

さて本編は前回パップル自主退職浄化されて担当がいなくなったため、今まで大言を口にしていたダイガンが出撃する事に。恒例のオシマイダー発注ダンスは無理に頑張ってるモンキーダンス*1意気込んでプリキュアと戦う……かと思いきや、突如現れた新たな幹部に即倒される事態が発生。しかも今まではなと交流していた不思議な男性が、クライアス社の社長プレジデント・クライこと『ジョージ・クライ』と判明し、一瞬にしてミライクリスタルを奪われました。

これまで比較的穏やかだった展開から急転直下、辛うじて未来を失う事は回避できたものの、そういった事もどこか嬉しそうにしていた社長が不気味です。クライアス社の目的が未来を奪い時を止める事だとすれば、それが一度は失敗してるはずなのにあまり動じていませんでしたし、何か真の目的がありそうな気がします。

一方、はなが転校する前の回想がわずかな間見られました。生来の正義感からイジメを看過できずにいたものの、それが元で自分が(無視される形の)イジメを受けていた様子。母親のおかげで立ち直れたようですが、まさか転校した理由ってそれじゃないですよね……?

仮面ライダービルド 第43話「もう一人のビルド」

父親と再会したものの、その父親はエボルトと手を組んでいた。どうしても父親(の理念と思っていた『正義』)を信じたい戦兎ですが、彼は容赦なく攻撃してくる上に、弱みにつけ込んで美空(ベルナージュ)をロストスマッシュにする始末。

しかしそんな苦境も「あくまで自分の信じた『正義』を信じる」という形で振り切り、父親に立ち向かう事にしました。一応は彼の思惑から外れる事が出来たようですが、果たしてどうなるか。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第22話「人生に恋はつきもの」

咲也の恋心に気付いたノエルが、恋のキューピッドと称して二人の仲を進展させようとお節介します。しかしそれが原因で初美花がギャングラーに捕まってしまい、彼女や他の一般市民を助けるために咲也とノエルが奮闘します。

初美花が捕まった時にノエルが(間接的な)原因となった事を謝罪していましたが、その時のルパレン二人と咲也の反応が違っているのが興味深かったですね。ルパレンは彼に呆れ、咲也はさほど気にしていない(あっさり許している)様子でしたが、この辺もまた両戦隊の特徴を表現しています。

さて今回はルパンエックス・パトレンエックスのロボ『エックスエンペラー』が登場! 合計4つのビークルが連結、十字(×字)に合体してロボを形成するというギミックは見事に「名は体を表す」ですし、更に二面性を持つ彼を反映するかの様に、二つの形態を持っています。その変形方法が側転してひっくり返るという独特な方法なのですが、「逆さまになって別形態になる」というパターンが『超力ロボ ガラット』を思い出させます……え、古い?

*1:ヲタ的にはキングゲイナーのOPでキャラやキングゲイナー達が踊っていたアレ。

ウルトラマンR/B 第1話「ウルトラマンはじめました」

ウルトラシリーズ最新作が始まりました。今作は初の兄弟主人公*1である事が特徴で、最初からコンビを組んだ戦闘が見られます。

突如現れた怪獣に街がパニックに陥る中、カツミ・イサミの兄弟が二つの光によって変身、それぞれ『ウルトラマンロッソ』『ウルトラマンブル』となって戦います。が、戦いのエキスパートでもなければ素質もなく、初戦から浮かれたり苦戦したりします。また二人同時に戦うのが逆に仇となっており、互いに傷つけ合ってしまう場面もしばしば。

そんなピンチを打破したのは、二人の内頭脳派であるイサミの閃きによるクリスタル交換でした。この「使用するクリスタルは個別に決まっていない」というギミックを見せる展開から、苦心しつつも逆転して怪獣を討ち倒すカタルシスはこの作品ならではですね。

ニュージェネレーションらしくよく喋り、ニュージェネ以前の神秘性を廃しつつもヒーローらしく立ち回るウルトラマンがコンビを組む。これまで培ってきた要素を継承し、新たな要素を打ち出してきていて順調にシリーズを繋げていっています。特に今作は第1話の印象が非常にコミカルなので、前作や前々作より比較的明るい作風に……なるといいなぁ。自分は肩肘張らずに毎週を楽しみに出来るワクワク感が好きなので。

*1:兄弟が活躍するウルトラマンなら『ウルトラマンレオ』のレオとアストラの兄弟がいますが、アストラはゲスト戦士扱いでありあくまでレオが主役でした。

アニメサタデー630

ゾイドワイルド 第1話

ゾイドのアニメシリーズ最新作です。テレビアニメはゾイドジェネシス以来なので12年ぶり、TBS放送のゾイドとしてはスラッシュゼロ以来17年ぶりですね。

調べた限り、今作のゾイドはこれまでの惑星Ziを舞台としたものではなく、地球を舞台にした作品のようです。更に今作ではゾイドへの搭乗方法が異なり、コクピットではなく大型の動物の様に騎乗するようになっています*1

今作の主人公は父親に憧れてゾイドの相棒を求める少年であり、そんな彼と幻のゾイド『ワイルドライガー』との出会いが描かれました。実に真っ直ぐ王道な男児向けアニメのストーリー! モンスターと絆を結ぶ作品はポケモンを始め数多く存在しますが、ゾイドもその方向性を打ち出し、更にこれまでにあった魅力も十分に発揮していますね。タカラトミーはこういう所が本当に強い。

新幹線変形ロボ シンカリオン 第26話

ブラックシンカリオンバーサーカーモードへと変形し、それに仲間達が一堂に会して立ち向かいます。その間に切り札となるE5はやぶさとリンク合体するために北斗の乗る500こだまの到着を待ちます。トンネルの崩落というアクシデントも、待機していた運転士や研究所の所員すら手伝って復旧作業に挑む事で解決。まさに誰もが心を一つにして戦う、ヒーローものの王道展開!

そしてついにE5はやぶさと500こだまがクロス合体! 上下合体パターンだったリンク合体とは異なり、500こだまが四肢となって合体するパターンとなっていましたが、奇しくも両肩のシルエットがガオガイガーに近くなりました。やはり新幹線の先頭車両は両肩が似合う。

*1:おそらく設定上「兵器として改造した」という部分が無くなり、野生動物と同等の扱いになっているため。

ちおちゃんの通学路 第1話「そこに学校があるから/ちおちゃんと細川さん」

エクストリーム通学コメディというツッコミ所しかない漫画が原作のアニメです。毎回何かしらの理由で遅刻しそうになる主人公が、あの手この手で始業に間に合う様に通学する、という内容です。

しかしAパートでは『エクストリーム』とついているように、その方法が常識ではやってはいけない手段「屋根伝い・塀伝い」でした。パルクールやフリーランニング、あるいは彼女が言及している様にゲーム*1内ならともかく、現実でその様な手段を用いるのはアウト。なので彼女は他人にバレないようにミッションを実行していきます。(遅刻によって)目立たない様にしている行為が、下手をすれば一発でバレるというのもある意味エクストリーム……というかAパートラストで降り立った場所がよりにもよってラブホだったせいで結局目立ってました。顔バレしなかったのだろうか。

Bパートは自分とは対極な存在のクラスメートに通学中に声をかけられ、気まずい空気になるのを避けようとします……エクストリーム? でもその子天然入ってるけど普通にいい子じゃないか!

*1:主人公が参考にした事や彼女を一瞬目撃した子供のセリフから、そのゲームはおそらく『アサシンクリード』と思われます。該当作もパルクールアクションが可能なゲームです。