星と猫の数学

私を退屈から救いに来た、夢のヒーロー

スーパーヒーロータイム

スター☆トゥインクルプリキュア 第2話「宇宙からのオトモダチ☆キュアミルキー誕生!」

前回出会ったララとの異星間交流です。ララの星では13歳で大人だったり、食べ物もグミで賄えたり、色んな違いが見られますが、ファーストコンタクトはこういうのがいいんですよね。

そしてキュアミルキーの誕生。当初は宇宙戦のAIがはじき出した計算結果からなれる確率は絶望的だと言われましたが、ひかるが同じ確率ながら変身できた事、「ララはララだ」と個を認めてくれた事から、変身する事が出来ました。もちろん急に歌うよ。

今作は前作よりも更に押し進めた「異なる個を認め合う」が当たり前のように描かれるようで、こういう個人間の違いがたくさん見られそうで楽しみです。

仮面ライダージオウ 第22話「ジオウサイキョウー!2019」

龍騎編後編、そしてジオウの強化です。

表と裏のソウゴ、表と裏の真司、過去と未来、二つの未来、それらが交差するという、龍騎とジオウに共通するテーマのここまでの総決算とも言える話でした。ジオウもジオウIIへと変身を果たし、その力で時間を巻き戻して未来を改変するなど、着実にオーマジオウへと近づいています。しかも近未来予測はこの後最終回を迎えたルパパトにも出てきたし。

しかし龍騎そのものこそ登場はしませんでしたが、ケンカ別れに近い状態だった編集長と真司の再会が当時そのままだったり、当時の視聴者にもグッとくる話でしたわ。

次回はまた未知のライダー『仮面ライダーキカイ』が登場……って、変身者がリブート版キカイダーで先週散ったザミーゴじゃないか!仮面ライダーキカイダー

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第51話「きっと、また逢える」

ついに最終回です。

ドグラニオの中に閉じ込められたままのルパレン三人の一方でパトレン三人がドグラニオと戦いますが、コレクションの力で追い詰められます。それをどうするのかと思ったのですが、中のコレクションをルパレンが全て回収する事で弱体化させるという見事なファインプレー。結局はドグラニオ自身もコレクションがなければただのちょっと強いだけの爺さんだったという事でした。

しかしそれでもドグラニオの鎖は切れず、どうするのかと思ったら……まさかの拉致監禁。3人を外に出すまでは監禁するという警察にしてはえげつない方法で生かされる状態となっていました。何気にラスボスとしては異例の生存。

でも結局3人はまだ出られないのか……と思ったら、最後のコレクションを持つギャングラーと対峙したパトレンの前に、まさかの3人の登場! どうやって出られたのかと思ったら、3人の大切な人達が快盗になってジャックポットストライカーを回収、その精神操作の力を使って無理やり開かせて解放するというまさかまさかの方法を使っていました。くっ殺状態の上に精神操作されるとか、どんな薄い本展開なんだ。

そして最後のコレクションを回収&パトレンのコレクションも回収するために復活した快盗、ギャングラーの残当を全て倒すまではコレクションを渡せない警察、両戦隊の対決はまだまだ続く……と、タイトルのスタンスを崩さず物語は終わりました。

最初から最後まで毎回ワクワクしながら見られ、シリアスもコミカルも楽しく、2戦隊同時という点が加わっても実に戦隊らしい作品でした。やはり香村純子脚本は自分に合っている。

次回からは新作……の前に、4回ほどスペシャルが行われます。平成最後だからか制作が遅れているのか豪快な事になりそうでこちらも楽しみ。

トクサツガガガ 第4話

北代さん回です。北代さんの過去が明かされましたが、以前勤めていた所でヲタ仲間がオープンヲタだったために自分がドルオタだという事がバレてしまい、それ以来自分の趣味を何が何でも隠し通す&オープンヲタを毛嫌いするようになったのです。これはトラウマになるわ。

しかし叶さんがオープンヲタではなく隠れヲタである事を話した事で誤解していた事に気づき、その心が少しずつ解けていきます。そしてトラウマの原因となったヲタ仲間との仲直りを(一人は怖いからと叶さん達を「カラオケに一緒に行く」という条件で巻き込み)行い、『追加戦士』となりました。エマージェイソンの主題歌を歌う時にオープニングナレーションまでキッチリ仕上げてくる北代さん、素晴らしすぎる。その後のラブキュートを歌っていたら店員がタイミングよく入ってきて気まずいかと思いきや、まさかのラブキュート仲間だったというどんでん返しは笑った。

趣味は違えど同じヲタク、こうやってわかり合えて輪が広がるといいですね。だが次回は再びお母さん襲来!

BanG Dream! 2nd Season 第6話「 You Only Live Once」

商店街のお祭り内で開催されるライブにポピパとAfterglowが参加する事になった、という話です。もちろん物語的に順調にはいかず、いざライブとなった時に雨になってしまいました。

その雨の中でAfterglowの結成話をポピパが聞く流れになりました。この辺は確かゲームのAfterglow編1章でも語られていたはず。彼女達はもっともリアルな女子高生ガールズバンドという印象がありますね。

さて、その一方で今回六花がバイトをしているギャラクシーに謎のドラマー少女が寝転がってたり、武道館前で写真を撮っていたポピパを眺める少女が出てきたりしました。次回はその少女が絡んできますし、新バンドの結成もようやく見え始めましたね。どの様にメンバーが顔合わせして、どの様な経緯で組まれるのか楽しみ。

スーパーヒーロータイム

スター☆トゥインクルプリキュア 第1話「キラやば~☆宇宙に輝くキュアスター誕生!」

プリキュア新シリーズのスタートです。今作のテーマは『宇宙』や『星座』で、初めて宇宙人プリキュアがいます。そしてアバンタイトルでお約束のオデコに直撃をやらかすのであった。

宇宙とは言いますが、現実に即した描写だけでなくどこかファンタジーな描写の空間も存在しています*1。また星座の方も現実の星座ではなく、主人公のひかるが創造したオリジナルの星座が使われたりと、イマジネーションを重視した内容。でも(宇宙人の)グレイ座なんてモノを創造するひかるのセンスって一体……。

そして1話ではもちろん最初のプリキュアが誕生して活躍するのですが、今作は歌って変身! 5年前のハピプリでは歌う必殺技がありましたが、今作では歌って変身して目を引きましたね。ますますシンフォギア感。それに戦闘は何と初っぱなから宇宙戦! 宇宙での戦いは何度かありましたが、今作は多数見られそうです。

……しかし、宇宙空間に放り出されたと思ったら変身して生還したり、流星(故障したロケット)に乗って地球に落ちてきたり、キュウレンジャーを思い出す描写がありました。まあ共通点がいくつもあるから当然と言えば当然ですね。

仮面ライダージオウ 第21話「ミラーワールド2019」

龍騎編です。ただし今回登場したアナザーライダーはアナザーリュウガ。かつて存在したミラーワールドのライダーであり、現在は既にミラーワールドが存在しないためまたしても絶対に倒せないと豪語します。

しかしリュウガは元々龍騎であった真司の鏡の存在。そのため白ウォズは真司を倒せばアナザーリュウガを消せると考えたようで……やっぱり黒以上に黒い。タイムジャッカーも蚊帳の外にされないために搦め手を使ってきて戦いが激しくなってきました。

その一方でリュウガを追いかけたらミラーワールドに迷い込んでしまったソウゴ。そこでもう一人の自分と出会い、戦う事になります。反転撮影は手間がかかっただろうなぁ。この「もう一人の自分との対峙」は劇場版龍騎を彷彿とさせますね。しかもそれがジオウのパワーアップに繋がるらしく、次回も楽しみです。

快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第50話「永遠にアデュー」

ザミーゴとの決戦、そしてドグラニオとの対決再び。魁利一人ではやはり対処できないザミーゴでしたが、復活しパトレンからの温情で戦線復帰した透真と初美花、そしてノエルを加えて全力で戦います。快盗だから4対1という卑怯に見える構図でも利用するとは、ルパンレンジャーしか言えないわ。

そのザミーゴとの最後の戦いは、見事な連係プレイでコレクションを奪取し、ドグラニオの内部での決着も「トリガーマシンによる金庫施錠」という方法でザミーゴの能力を封じて決めるという、熱い展開でした。これでようやくルパンレンジャーとしての戦いは終わった事になります。

残るはドグラニオとの決戦。残されたルパンレンジャーはドグラニオを倒せるか、そしてドグラニオの中に残された三人を助ける事が出来るのか。泣いても笑っても次回が最終回!

*1:ニチアサ繋がりなら、最強銀河究極ゼロでの描写が近いです。

トクサツガガガ 第3話

今回のテーマが「追加戦士」なので、ヲタ仲間を増やそうとする&同僚にヲタバレして焦る叶さんの奮闘が見られました。

2000年代に入って平成ライダーが始まり、同時にイケメンの新人俳優が起用される事が増え*1、「今をときめくあの俳優が、実は新人時代に特撮に出演していた」という事象も増えました。ただ劇中でもそうだったように、作品には興味なくて俳優のみ興味ある人もそれなりに多いので、なかなか引き込むのは難しい。というか自分の身の回りでも覚えがゲフンゲフン。ヲタ同士なら理解力がある分沼に引き込みやすいんですけどね。

一方で同僚の北代さんにヒーローショーでヒーローと握手している所を見られ、思い切り非難されます。一見するとヲタを毛嫌いしているタイプに見えますが、落としたパスケースのステッカーから実はドルヲタなのではと考えますが……。

確かに隠れヲタにとってオープンヲタは自らの立場をも危うくしてしまう危険な存在。ただ今回の場合は北代さんの勘違いなのですが、それを説明しようとしても取り付く島もない。果たして叶さんは北代さんを仲間にできるのか。やっぱり理解者は欲しいもの。

……余談ですが、脇役でマイケル富岡さんが出演していて笑ってしまいました。特撮関係で呼ばれたのか、特にそういう意識無しで呼ばれたのか。

*1:新人俳優が起用される事自体は昭和からありましたが、イケメン俳優として注目されるようになったのは2000年のタイムレンジャークウガから。